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2016年9月14日

「エコ・リュクス」-グローバルな時代に輝くファッション- SHIFT lab Special Session(2016年8月24日開催)

現代は、「エコ・リュクス」の時代である。

2005年、ルイ・ヴィトンは環境対策に真正面から取り組むことを宣言。世界を代表するブランドから環境問題へのメッセージが発信された。

エコ・リュクスとは、物や心の豊かさを楽しみながら、地球環境にも配慮するという価値観のこと。生態学を意味する英語の「エコロジー」と、贅沢などの意味を持つフランス語の「リュクス」を組み合わせた造語で、当時「マリ・クレール」誌の編集長を務めていたファッション・ジャーナリストの生駒芳子氏が、このルイ・ヴィトンの環境問題への取り組みを紹介した記事の中で初めて使用した。「エコ・リュクス」という価値観は、今日の環境問題の核となっている「持続可能な開発」という概念とも共鳴しているのではないだろうか。

環境問題は世界的に重要な問題であるにもかかわらず、長い間「専門的」な領域にとどめられていた。その問題を私たちの生活の中でどう一般化していけばいいのだろうか?
「フェア・トレード」は、消費者と環境問題とをつなぐ選択肢として、私たちに提示された。しかし皮肉なことに、環境問題に取り組む「真面目さ」ゆえに、大きな広がりを見せることができなかったのだ。

「エコ・リュクス」という価値観は、フェア・トレードにも一石を投じた。

「Love & sense」は、フェアなだけでなく、おしゃれであることが重要だと考えるフェア・トレード・ブランド。株式会社福市の高津玉枝氏は、このブランドの中で「エコ・リュクス」を実践している。プルタブで作られたバッグ <プルタブ・シリーズ> は、Love & senseの代表的かつ象徴的な商品。環境に配慮して、フェアでおしゃれなファッションが、世界の「地方」から発信されている。

フェアでおしゃれなのは世界の地方ブランドだけではない。「自然を畏敬する日本の伝統工芸はまさにエコ・リュクス。素晴らしいブランドを日本から飛び立たせたい」と語る生駒氏は、工芸ルネッサンスプロジェクト「WAO」の総合プロデューサーを務め、世界に伝統工芸を紹介。伝統工芸を支援し人材育成をすることで、日本の「地方」のエンパワーメントを目指している。

生駒氏と高津氏はSpecial Sessionの中でこんな言葉を語った。「自分がどういう人間かを表現するのがファッション」だと。さて、私たちは、どんなファッションを身にまとうのだろうか。

SHIFT lab Special Session「グローバルな時代に輝くファッション」(2016年8月24日開催)

社会的企業家イノベーション工房 SHIFT Lab
工芸ルネッサンスプロジェクト「WAO」
Love & sense        Love&sense Shop

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