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2018年5月30日

リモートワーカー③  お勤めをしながら空いた時間を有効活用する“複業”派の女性をご紹介。

好きな“音楽”を仕事にするため、働く時間が柔軟なリモートワークをスタート。

浦野有加さん(東京都)は、昼間に勤務をしながら、アフターファイブや休憩の時間を活用して、リモートワークで働く女性です。

浦野さんに仕事の転機が訪れたのは、約3年前。偶然ミュージシャンのマネジメントをする機会を得ることができました。フルタイムではなく随時受ける仕事でしたが、大好きな音楽に関わるこのチャンスを活かすため、これまでの働き方をチェンジ。会社での働き方を、正社員から時間調整がきくフリーランスへ変えて両立を図ろうと思いました。

しかし、フリーランスになると最初は収入が減ることになります。そこで収入を補完するために選んだのが、空き時間を使って働けるリモートワークです。

 

昼休みやアフターファイブの時間を有効活用し、1日に複数の仕事をアクティブに実行。

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勤務時間が柔軟になった浦野さんは、その後、縁のある人からの仕事の誘いを受け、現在は、3社で日替わりのスケジュールで勤務をしています。

その仕事の種類は、語学教育の会社での日本語レッスンコーディネート、NPO法人で経理、外資系企業でプロジェクトアシスタントや事務と、それぞれ異なりますが、「一緒に仕事をしたいと声をかけていただけるのが有難く、期待に応えたい」という気持ちを持って働いています。

昼間は働いているため、リモートワークを行うのは、移動中、昼休みと夜です。担当している仕事は、約40人のリモートワークで働くスタッフの管理業務で、メールやチャット、電話会議で連絡を取りながら、企業から依頼された案件が速やかに、またよりよい品質で進行しているのか確認をします。昼間の勤務があるため、対応が遅くなる場合もありますが、その事情をスタッフの皆さんがあらかじめ知っているので、進行上、特に支障はないと言います。

 

旅先でもいつも通りに仕事ができる。場所にとらわれず働けるのがリモートワークのメリット

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浦野さんが始めた音楽の仕事は、今では範囲が広がり、アフリカ系のミュージシャンのマネジメントのほか、音楽フェスや音楽を通じた地域イベント、国際交流事業にもかかわるようになりました。

音楽フェスが開催されるシーズンには、地方に行くこともたびたびあるといいます。そんな時に実感するのが、どこででも仕事ができるというリモートワークのメリット。パソコンやスマホを持っていれば、旅先の移動時間などで仕事ができるので、「リモートワークで働いていてよかった」と実感するそうです。

 

複数の仕事を平行に行うパラレルワークを実現。

一つの職業、一つの会社にこだわらず、やりたい仕事を並行して行う、浦野さんのようなワークスタイルの人を“パラレルワーカー”と呼ぶのだそう。ただ、そのような働き方だと毎日が慌ただしいのではないでしょうか。

その点を聞いてみると、リモートワークに費やす時間は短くて1日1時間、休日などは5時間程度なので、体力的にも無理はしていないのだとか。また、異なる仕事を並行して行うことでよい気分転換になっており、リフレッシュできるのだそうです。

 

リモートワークが普通の働き方になる時代へ。

浦野さんが、リモートワークを実際に体験してみて感じたのは、“広がりのある仕事”だということ。自分の住んでいるエリアから遠く離れ、地方や海外など遠隔地にいる、多様な人たちとつながることができ、自分の視野が広がっていくと感じています。

浦野さんの周囲ではリモートワークに関心を持つ人も多く、「これから、もっとさまざまな仕事がリモートワークに対応し、この働き方が普通になる時代が来るのでは」と期待しています。