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現在、丸善丸の内本店児童書売場にて、長嶺さんが協力している「世界にとどけ、ニッポンの絵本」ミニフェア開催中。大人も魅了する絵本売場に足を運んでみては。
2016年2月15日

この人のライフデザイン 「ブッククラブえほんだな!」主宰 長嶺今日子さん

 最近、絵本を手にしたことがあるだろうか。近年では大人の絵本ファンが増えているようだが、やはり絵本にはご無沙汰という人が多いかもしれない。

 絵本を中心にネットワークを広げ、忙しいお母さんに代わって、子どもたち一人ひとりの興味や育ちにあった絵本を選び、届けるブッククラブを主宰しているのが、東京都の長嶺今日子さんだ。また、長年のライフワークである多言語の読み聞かせ活動を通して、日本の優れた絵本を世界に発信し、子どもだけでなく、大人にも新鮮な感動を届けている。(*写真は長嶺今日子さん。現在、丸善丸の内本店児童書売場にて、長嶺さんが協力している「世界にとどけ、ニッポンの絵本」ミニフェア開催中。大人も魅了する絵本売場に足を運んでみては)

 長嶺さんは京都で過ごした大学時代のアルバイトをきっかけに、日本の文化を海外に発信する仕事に興味を持った。卒業後は大手書店の洋書部門に勤務し、次いで京都で英文情報誌の編集に携わっていたが、結婚を機に上京。ブッククラブを始めたきっかけは、第一子の育児休職後、続けて第二子の出産となったため、在宅でできる仕事を模索した結果だ。

 彼女自身は、自分の人生を計画するという意識はほとんどないという。今の東京の暮らしにも特別なこだわりがあるわけでなく、むしろ都会から離れて子育てしたいと考えていた。しかし「ひらめいたことにトライしているうちに、周囲の助けに恵まれて、思い描いていたことにすこしずつ近づけたような気がしている」という。東京という新しい土地で結んだ人とのつながりを存分に活かし、ブッククラブを立ち上げ、3人の育児と仕事を両立する中、地域の子育てをサポートする役割も担っている。
 
 地域の図書館や子育て支援イベントなどでも絵本の魅力を伝えている長嶺さん。月に数度は小さな絵本屋さんとして、自宅近くのマルシェにも出店している。赤ちゃん連れのお母さんたちが賑わうマルシェは街のちょっとした名物だ。毎日子育てに奮闘するお母さんたちがリフレッシュできる場として、地域の魅力を高めることに一役買っているようだ。

この春、第三子が小学生になるとのこと。長かった小さな子どもと一緒の暮らしも一区切りだ。彼女は、大好きな絵本を片手に、ライフデザインの次のステージに思いを馳せている。

※)よつは木曜マルシェ(世田谷2-22-12)にて。
活動の詳細はブッククラブえほんだな!http://www.facebook.com/ehondanaへ。