女性が結婚したい相手の職業として、人気の高い職業「歯科医師」。年収も社会的地位も高いイメージがありますが、実際歯科医師と結婚したらどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
今回は、歯科医師との結婚生活の実態や、歯科医師との出会い方などを紹介していきます。
Contents
歯科医師の仕事内容や恋愛事情は？
歯医者に行ったことがない方はほとんどいないでしょう。ご存じの通り、歯の治療や掃除をするのが歯科医師の主な仕事内容です。
ここでは、歯科医師の仕事の詳細や歯科医師と出会える確率など基本情報を解説していきます。
仕事内容と労働環境
歯科医師は、歯の治療や掃除、虫歯の予防などを行う仕事です。他にも、歯のホワイトニングやインプラントを行う審美歯科もあります。
歯科大学や歯学部で6年間学び、国家資格を取得して歯科医師になる必要があるため、学業もある程度できなければ歯科医師にはなれなません。
歯科医師の85%は歯科クリニックで働いており、内訳は57%が開業医、28%が勤務医です。
同じ環境で働くのは、歯科衛生士や歯科助手、受付など女性が多い労働環境と言えます。
(参考：厚生労働省「平成28年医師・歯科医師・薬剤師調査」)
歯科医師と出会える確率
歯科医師の総数は約10万人。そのうち男性は約7万5,000人、女性は2万5,000人程です。
歯科医師の男性の割合を年齢別で見てみると、以下のようになります。
| 29歳以下 | 約3,000人（3.1%） |
|---|---|
| 30〜39歳 | 約1万人（11.7%） |
| 40〜49歳 | 約1万5,000人（14.8%） |
| 50〜59歳 | 約2万人（19.6%） |
| 60歳以上 | 約2万6,000人（27.0%） |
(参考：厚生労働省「平成30年度医師・歯科医師・薬剤師調査」)
20代の歯科医師の男性は全体の3%しかいません。30代でも11.7%です。結婚適齢期の男性の数は多いとは言えません。
歯科医師になる男性の特徴
歯科医師の男性は、勤務時間以外も勉強会や研修などで忙しく過ごしていることがほとんど。女性と恋愛を楽しむ時間はあまりないようです。
患者として通院した女性と仲良くなることもあるそうですが、同じクリニックで働く歯科衛生士や受付の方などとの出会いが多くなっています。
また歯科医師の男性は、実家が病院・歯医者ということも珍しくありません。そのため、歯科医師になることを夢見て勉強を重ねてきた努力家が多く、真面目で誠実な傾向があります。
医師ほど、「命」や「死」に直結する仕事ではないのでストレスは少なめ。ただ、患者の口腔内の些細な変化にも気付く必要があり、観察力や責任感は人一倍あると言えます。
歯科医師との結婚生活
歯科医師と結婚すると幸せそうなイメージがある方が多いでしょう。歯科医師は年収が高く、社会的地位もあるので、結婚すれば裕福で余裕のある暮らしができる場合が多いです。
お金に困らない暮らしがしたい方は、歯科医師との結婚に向いています。
歯科医師と結婚する4つのメリット
真面目で努力家なイメージのある歯科医師ですが、もし結婚したらどのような暮らしが待っているのでしょうか。
歯科医師と結婚した場合のメリットは、大きく分けて4つあります。
収入が高い
歯科医師の年収は高め。特に開業医となると平均年収は1,000万円も超えます。
| 20〜24歳 | 328万円 |
|---|---|
| 25〜29歳 | 425万円 |
| 30〜34歳 | 927万円 |
| 35〜39歳 | 1378万円 |
| 40〜44歳 | 1087万円 |
(参考：厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査」)
30歳を過ぎると開業し独立する歯科医師が多いことで、平均年収が一気に上昇しています。
年収1,000万円あれば、子どもの教育資金や住宅ローン、老後資金も余裕を持って貯めることができます。年に一度や二度、海外旅行に行くことも可能でしょう。
収入が高い男性と結婚したい方は、開業した歯科医師を探すのがベスト。
社会的地位が高い
歯科医師は社会的地位が高いため、家族や親戚などに紹介する際も喜ばれることでしょう。
歯科医師は患者から、「先生」と呼ばれる仕事です。聖職は高い志を持っている方が多いため、周りの人から尊敬されるという特徴もあります。
保険やクレジットカードの入会時や、家の購入時など、身分証明が必要な際に社会的信用を得やすいのもメリットです。
歯の治療をしてもらえる
物理的なメリットとして、歯の治療をしてもらえることが挙げられます。結婚相手が歯科医師なら、何かあった時すぐに見て処置してもらえるので安心です。
また、小さい子どもは歯医者で大泣きするなど、恐怖心を抱きがち。自分の父親が歯医者なら、安心して治療を受けられるでしょう。
虫歯や歯周病など、気になる問題がなくても歯の定期検診で半年〜1年に1回は歯医者に行く方が多いはず。家族が歯科医師なら治療費やクリーニング代も無料です。
休みの融通が利く
開業医の場合、自分の病院なのである程度は自分の意思で休みを決めることができます。
夏や冬に長期連休を取るケースも少なくありません。旅行や実家への帰省もしやすいでしょう。
また、歯科クリニックは多くの場合平日休みがあります。子どもの運動会や卒業式といった平日の学校行事に参加しやすいのも大きなメリットです。
歯科医師と結婚する3つのデメリット
歯科医師との結婚はメリットばかりではありません。素敵なところしかないように感じますが、実はデメリットもあります。
ここでは、歯科医師と結婚した場合に感じるデメリットを3つ紹介します。
経営が上手くいくか分からない
開業する歯科医師が多いですが、現在歯科クリニックは飽和状態とも言われています。開業しても、必ず上手くいくとは限りません。
経営が上手くいかず勤務医に戻ることや、別の場所に開業し直すこともあるでしょう。歯科医師と結婚するなら、苦しいときにも一緒に乗り越える覚悟が必要です。
勉強会などで忙しい
歯科医師は、休みの日や仕事が終わった後も、最新技術や臨床結果などを学んでいます。
プライベートの時間も勉強会や研修などに追われてしまい、なかなかゆっくりできないこともあるでしょう。
「せっかくの休みなのに」「遊びに行こうと思っていたのに」などネガティブな言葉を放てば、彼の心が離れていくかもしれません。
感染症のリスクがある
歯科医師は医療従事者であり、仕事上患者の口の中を触ります。
手袋やマスクを着用し、手洗い、消毒などをしているのは大前提ですが、それでも感染するリスクは普通の会社員より高いでしょう。
インフルエンザや風邪などの感染症はもちろん、肝炎なども感染リクスが高いので予防接種を受けている場合がほとんどです。
それでも患者のために！と治療する姿はカッコイイですが、結婚すれば心配は付き纏うことになるでしょう。
歯科医師と出会う4つの方法
「歯科医師と結婚したい」「歯科医師と出会いたい」と考えている女性は多いはず。歯科医師はすぐ身近にいる存在ではないので、そう簡単には出会えないでしょう。
ただ、積極的に活動すれば不可能でもありません。以下の4つの方法を試してみてください。
イベントに参加する
婚活パーティーや街コンなどのイベントに参加してみましょう。イベントのメリットは、1度にたくさんの男性と出会えるので効率が良い方法です。
歯科医師をテーマにしたイベントはあまり開催していませんが、医療関係の仕事をテーマにしたものに参加すれば、歯科医師と出会える可能性もあります。
マッチングアプリを利用する
マッチングアプリは、いつでもどこでも気軽に出会いを探せるのが最大のメリットです。場所や時間に囚われず自由に出会い探しをしたいときにおすすめ。
マッチングアプリは条件検索ができるので、職業の項目から簡単に歯科医師を見つけることができます。
また、コミュニティー機能が付いたアプリもあるので、医療関係や歯科関係のコミュニティがあれば参加してみましょう。
結婚相談所に登録する
結婚相談所では、仲人さんが異性の紹介から成婚までをトータルサポートしてくれます。
希望の条件に近い男性を探してくれるので、登録者に歯科医師がいれば出会うことができるでしょう。
歯科医師は女性から人気の高い職業ですが、職場環境によっては独身女性と出会うことが難しい場合もありますので、結婚相談所を利用している可能性は十分あります。
歯医者で働く
自分から出会いを掴みに行くのもおすすめの方法です。歯科クリニックで働けば、歯科医師と出会うことができます。
ただ、クリニック選びは慎重に行いましょう。既婚者ばかりのクリニックに就職しては意味がありません。
歯科衛生士の資格やスキルがなくても、受付や歯科助手であればできます。また、託児スペースありのところでは保育士や看護師などを採用しているクリニックもあります。
歯科医師と結婚できる女性の3つの特徴
歯科医師と出会い、結婚できたら幸せになれそう！と思う女性は多いでしょう。
ただ、歯科医師と出会ったとしても誰でも結婚できるわけではありません。出会ってからも、相手の男性から愛される努力をする必要があります。
ここでは、歯科医師と結婚できる女性の特徴を3つ紹介します。
独立開業を応援できる明るさが必須
勤務医として勤めていた歯科クリニックから独立し開業するためには、彼だけの努力ではなく家族で力を合わせて乗り越えていく必要があります。
開業したばかりの頃は、まだ客足も少なく出費の方が多いというような状況が続くかもしれません。
歯科医師と結婚する女性には、どんな時でも彼を支えていけるような前向きな気持ちや、精神的なタフさが必要です。
社交界に参加できる程度のマナーがある
歯科医師は、勉強会や研修などに頻繁に参加します。顔見知りも多く、社交の場に招かれることも少なくないでしょう。
マナーや教養のない女性を連れて行けば、自分も恥をかくことになります。そのためそのような女性は、そもそも結婚相手として選ばれない可能性が高いです。
歯科医師の男性と出会って結婚を考えるのであれば、自分を磨いていく必要があります。
接客や受付ができるスキルがある
開業する歯科医師が多いため、結婚相手の女性は、歯科衛生士や歯科助手などはもちろん、接客や受付などサービス関係の職業に就いている方は有利かもしれません。
開業して従業員を雇うのが一般的ですが、「家族経営がしたい」との夢を持つ場合や、「軌道に乗るまでは手伝って欲しい」と思う歯科医師もいます。
いざというときに力になれるスキルがあるというのは、歯科医師の結婚相手として大きな魅力ポイントとなるでしょう。
まとめ
歯科医師は簡単に出会える職業ではないですが、頑張れば結婚までたどり着くことも不可能ではありません。
今回紹介した方法も試してみましょう。
また、歯科医師と結婚するためには出会った後の行動も重要です。
歯科医師の彼と出会いお付き合いできることになっても、怠慢にならず、マナーを身に付けたり接客ができるようになるなど自分磨きを続けていきましょう。
