規則的な勤務時間で働きやすそうなイメージがある薬剤師。資格があり、年収も比較的高いので「薬剤師と結婚したい」と思っている女性は多いのではないでしょうか。
今回は、薬剤師と出会う方法や結婚するためのコツをご紹介します。薬剤師との結婚を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
薬剤師の恋愛事情
薬剤師との出会いや結婚を考えている方は、まずは薬剤師の恋愛の傾向を掴むことが大事です。
結婚率やタイミングなどを確認し、効果的なアプローチの方法を探りましょう。
薬剤師の結婚率は?
構成労働省の調べによると、薬剤師の人口は約31万人ということが分かりました。そのうち男性は約12万人(38.7%)、女性は約19万人(61.3%)です。
(参考:厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」)
薬剤師は男性より女性の割合の方が多くなっています。
薬局や医療施設で薬剤師の方と接する時に女性が担当になる確率の方が1.5倍高くなるので、客として自然な出会いを探すのは難しいかもしれません。
また、年齢層は30~39歳が最も多く25.5%を占めています。29歳以下の割合は少ないので、結婚を目指すのであれば30歳以上の薬剤師との出会いを探しましょう。
薬剤師が結婚するタイミング
薬剤師は、薬学部で6年間勉強をする必要があります。そしてその後、薬剤師国家資格に合格し晴れて薬剤師になることができます。
ストレートに入学・卒業したとして、卒業時点で25歳。仕事に慣れ、恋愛を楽しむ余裕が出るまで3年程度かかると仮定すると、28歳になります。
30歳前後の薬剤師であれば、結婚を意識したお付き合いができるでしょう。女性薬剤師の結婚のピークが35歳ごろなので、男性薬剤師も同じく30代で結婚する方が多いと考えられます。
薬剤師は結婚に人気の職業
薬剤師は、女性の結婚したい職業ランキングで常に上位にランクインしています。gooランキング/NTTドコモの調査では、3位に輝きました。
1位 | 公務員 |
---|---|
2位 | 医師 |
3位 | 薬剤師 |
4位 | パイロット |
5位 | 実業家 |
(参考:gooランキング/NTTドコモ「みんなの声」)
高年収の代表格である、パイロットや実業家を抑えての3位です。公務員や薬剤師など、安定性の高い職業に人気が集まっていることが分かります。
薬剤師は精神的・肉体的ストレスが比較的少ないので、長く働きやすい職業です。結婚後の将来の不安を少しでも減らしたいと考える方にとっては、理想的な職業でしょう。
薬剤師と結婚する3つのメリット
薬剤師との結婚できれば安定して穏やかな生活が送れそう!と考えている方が多いのではないでしょうか。
薬剤師と結婚することで得られるメリットは3つあります。
収入が安定している
薬剤師の男性の平均年収は、以下の通りです。
20代 | 約413万円 |
---|---|
30代 | 約617万円 |
40代 | 約665万円 |
50代 | 約687万円 |
(参考:厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査」)
年齢が上がるにつれ、着実に年収が上がっています。40代でピークを迎え年収が下がっていく職業も多い中、定年まで安定して給料を受け取ることができるのは大きなメリットです。
また、20代で日本人男性の平均年収405万円をすでに超えています。薬剤師と結婚すれば、平均以上の裕福な生活を送ることができるでしょう。
資格があるから仕事に困らない
薬剤師になるためには、国家試験に合格する必要があります。薬剤師国家試験の合格率は、約70%と、比較的高いですが一定数は合格できない方もいるので、簡単ではないことが分かります。
しっかり勉強して手に入れた資格と、薬剤師として勤務したスキルがあればいつでもどこでも働くことができるでしょう。
仕事やお金に困ることがないので、将来の計画が立てやすいのは大きなメリットです。
また、調剤薬局や病院など勤務場所もたくさんあります。全国各地で働けるので、住む場所にも困りません。
万が一の時に頼れる安心感がある
薬学に精通しているので、急な体調不良で薬を飲むときや市販薬を購入する際に、選んでもらうことができます。
薬の飲み合わせや、症状に合わせた選び方などのアドバイスをもらえるので安心です。
特に、結婚して子どもが生まれた場合、子どもが小さいときには体調を崩すことも少なくありません。また親の介護や急病の時にも、頼れるでしょう。
薬剤師と結婚する3つのデメリット
薬剤師は、結婚相手の職業として人気が高い職業です。結婚した場合のメリットもたくさんあります。
ただ、実はあまり知られていない薬剤師のデメリットも3つありますので、確認していきましょう。
休日出勤の可能性がある
職場によっては、土日にも仕事が入る可能性が高いのが薬剤師のデメリットです。
ドラッグストアは、土日も開いていることがほとんど。また病院でも、土曜日は開業していることが多く、土日休みを取るのは難しいかもしれません。
子どもが小さいうちは、家事や育児、学校行事などに参加しにくい可能性があります。
薬剤師は女性の数も多いので、子育て中の方がいれば「平日10時から2時まで」など子ども優先の勤務体系にしていることもあるでしょう。
同じ職場の他の薬剤師の勤務状況次第では、なかなか「休みを取りたい」とは言いにくいかもしれません。
感染症が移りやすい環境
医師から処方された薬を患者さんに渡すのが、薬剤師の務めです。ドラッグストアであれば、症状を聞き一緒に適切な市販薬を選んであげることもあるでしょう。
体調の良くない方と関わるのが薬剤師の仕事なので、感染症に移りやすい環境です。
風邪やノロウイルス、インフルエンザなど飛沫感染をするウイルスの場合は、患者と会話をしたり同じところを触ったりすることで感染しやすくなります。
マスクや消毒などである程度の予防はできますが、一般的な会社員に比べると薬剤師はウイルスに感染する確率が高いと言えるでしょう。
休日も勉強会などで忙しい
薬剤師をはじめ、医療従事者は常に最新の技術や知識を学び、情報を更新していく必要があります。人命に関わる仕事なので、勉強量も比較的多くなるでしょう。
休日は勉強会や研修などがあり、なかなかゆっくり休むことはできません。薬剤師と結婚すれば、彼の体調面への配慮も必要になります。
また、「家族で出かけたいのに」「せっかく休みなのに」など不満に感じることもあるかもしれませんが、ネガティブな対応をすると心まですれ違ってしまう可能性も…。
薬剤師はどんな仕事をしているの?
そもそも薬剤師ってどんな仕事をしているの?と疑問を抱いている方もいるかもしれません。薬剤師と結婚するには、仕事への理解を深めておくことが大事です。
薬剤師の仕事内容や職場環境を確認していきましょう。
仕事内容
薬剤師の主な仕事は、調剤・服薬指導・薬の販売です。
まず調剤は、薬局やドラッグストアで患者の状況などを確認しながら、医師の処方に基づき薬を受け渡します。飲みやすい薬の形状や、ジェネリック医薬品を使用するかどうかの確認、薬の飲み合わせなどを見ながら個人に合わせ的確な処方をするのが最大の職務です。
またその際に、いつどのように飲むか、その薬の効果や副作用などを患者に説明する「服薬指導」も併せて行います。
薬は使用方法を間違えると、人体に害を及ぼすこともある危険なものです。薬剤師の仕事は、患者の命を守るうえで必要不可欠な存在と言えます。
職場環境
薬剤師は、全体の58.0%の方が薬局に勤務しています。病院など医療施設の従事者は19.3%です。他にも、大学や医薬品関係企業、行政機関などに就職することもできます。
薬剤師の大多数の方が勤めている薬局の場合、年末年始などしか休みがないことも多く、土日や祝日も仕事が入る可能性が高いでしょう。
また、福利厚生においては、大手調剤薬局が一番手厚くなっています。ドラッグストアや個人の調剤薬局は、就職する薬局によってバラバラです。
(参考:厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」)
薬剤師と出会えるおすすめの方法3選
薬剤師と出会いたい方に、おすすめの出会いの方法を4つご紹介します。出会い探しは積極的に行動することが重要なので、さまざまな方法を試してみましょう。
マッチングアプリ
マッチングアプリは、気軽に出会いを探すことができる便利さが大きなメリットです。登録者数が多いので、薬剤師の男性と出会える可能性も高いでしょう。
また、検索機能を使えば、職業や年収で出会う人の条件を絞ることができます。
ただ、マッチングアプリは年齢確認や本人確認はあるものの、ほとんどの場合職業や年収などを確かめるようなことは行っていません。
結婚相談所
結婚相談所は、結婚を前提としたお付き合いをしたいと考えている男女が集まります。そのため、真面目で誠実な男性に出会いやすいでしょう。
仲人さんに希望の条件を伝えることができるので、薬剤師が登録していれば紹介してくれます。
ただ、結婚相談所は登録費や月会費などの初期費用に5~10万円程度、さらにお見合い料や成婚料もかかるので、金銭的な余裕がある時に行うのがベストです。
薬局や病院で働く
薬剤師は出会いが少ない職業と言われています。そのため、職場恋愛をしている方が多いようです。薬剤師の結婚相手の3分の1が薬剤師というアンケート結果も出ています。
薬局や病院などで働けば、同じ職場に勤務できます。また、定期的に顔を合わせることで、自然に仲良くなることも可能です。
ただ、薬剤師は女性が多く、男性薬剤師の中にはすでに結婚している方もいます。いろいろな薬局やドラッグストアを回り、独身の男性薬剤師がいるかどうかを事前に確認しましょう。
イベントに参加する
イベントに参加することで、薬剤師との出会いを効率よくゲットすることもできます。職業や年収、年齢などをテーマにした街コンや、婚活パーティーに参加してみましょう。
「薬剤師限定」というテーマはあまり見かけませんが、医療従事者をテーマにしたイベントは、全国各地で開催されています。
ただ、イベントは人口の多い都市部で開催されることが多く、人口が少ない地域ではあまり頻繁には開催されていません。大きい都市のイベントに参加するか、地域密着型のイベント会社で探してみましょう。
薬剤師と結婚できる相手の特徴2つ
薬剤師と運よく出会うことができても油断は禁物です。無事に結婚までたどり着けるように頑張りましょう。
薬剤師の男性から選ばれる女性の特徴を2つご紹介します。
仕事に理解がある
薬剤師は、土日休みでないことやプライベートも勉強会などで忙しいといったデメリットがあります。「一緒にでかけたい」という気持ちはあっても、マイナスな感情は言葉や態度に表さないのがベスト。
薬剤師になりたいと夢を追ってなっている方も多く、小さいころから勉強や努力を重ねてきた男性からすると、仕事に対する文句の多い女性には魅力を感じない可能性が高いです。
彼の忙しさに理解を示し支えることで、「精神的に癒してくれるけがえのない存在」になることができます。
真面目で誠実
学生時代も現在もコツコツと勉強をしてきた真面目な方が多いので、恋愛についても誠実な方ばかり。
移り気な女性や遊び好きで派手な方よりも、自分と同じように誠実で穏やかな女性を求める男性が多いでしょう。
女性が多い職場に勤める薬剤師なので、女性を見る目が肥えている可能性もあります。その場しのぎの嘘は見抜かれてしまうので、心からの誠実さが必要です。
まとめ
薬剤師は、全国どこでも働くことができ、年収も比較的高めな安定した職業です。結婚したい職業でも上位にランクインしています。
薬剤師の男性は人気が高いうえに、女性薬剤師より数が少ないので、薬剤師の男性と出会ったり結婚したりするためには積極性と努力が必要です。
最後になりますが、本メディアでは婚活に関する情報から、マッチングアプリ・出会い・結婚相手の職業や年収についても纏めております。