弁護士は、年収も社会的地位も高いので「結婚したい!」と思っている方は多いのではないでしょうか。
女性の結婚相手として人気のある職業ですが、弁護士との結婚にはメリットもあればデメリットもあります。
今回は、弁護士の仕事内容や恋愛事情などから、弁護士との結婚は本当に幸せなのかを検証していきます。
おすすめの出会い方や弁護士と結婚できる女性の特徴も併せて紹介するので、弁護士との結婚を目指す方はぜひ参考にしてください。
Contents
弁護士の仕事内容は?
弁護士は、法律の専門家として個人や法人の間に立ち、トラブル解決に向け相談業務や法的手続きを行う仕事です。法的に人権を守る援助をします。
弁護士になるためには、ロースクールを卒業し司法試験に合格する必要があります。司法試験は非常に難しく、合格率も低いです。しっかりと勉強をしてきた人でなければ、簡単には受かりません。
司法試験合格後は、まずは弁護士事務所で先輩弁護士の働きぶりを見て勉強しながら、弁護士としての経験を積んでいくのが一般的です。その後は独立し、自分の弁護士事務所を持つ方もいます。
弁護士は、1人でいくつもの案件を抱えるためハードワークであることが多いと言われています。ただ、その分年収は高く、多くの弁護士は500万円以上得ています。
弁護士と結婚する4つのメリット
弁護士に、悪いイメージがある方は少ないでしょう。弁護士との結婚には4つのメリットがあります。
社会的地位が高い
弁護士と聞いて、「すごい」と思う方は多いことでしょう。小さいころから真面目にコツコツ勉強を重ねてきた一握りの人しかなれない職業で、社会的信頼があります。
弁護士の社会的地位が高いことで得られるメリットは、社会的信用が高いので住宅ローンや教育ローンなどの審査に通りやすいことです。
また、家族や親戚、友達に結婚相手の職業や詳細を紹介しやすく、うらやましがられることも挙げられます。
今まで彼氏との結婚を反対されてきた方でも、相手の職業が弁護士となれば結婚を反対される可能性は少ないでしょう。
年収が高い
男性弁護士の平均年収は、1097,4万円です。日本人男性の平均年収405万円に比べると、倍以上あります。
男性弁護士の平均年収を年齢別にみると、以下の通りです。
25~29歳 | 576万円 |
---|---|
30~34歳 | 690万円 |
35~39歳 | 1006万円 |
40~44歳 | 968万円 |
45~49歳 | 1655万円 |
50~54歳 | 3041万円 |
(参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)
開業すると年収が一気に増える傾向があるので、ある程度の経験を積んだであろう35歳以降に年収が上がっていることが分かります。
ただ、20代でも平均年収は500万円を超えています。弁護士なら、どの年代の男性と結婚してもお金に困ることはないことが予想できます。
家族の時間が持ちやすい
平日の勤務時間が長かったり、土日に仕事が入ることもある弁護士ですが、さすがに夜勤があったり24時間体制で働くということはありません。
また、独立すれば自分の事務所になるので、ある程度のスケジュール管理は自分で行うことができます。
子どもの学校行事や夏休みに合わせた休みも、自分の調整次第で取れるので、比較的家事や育児にも協力してもらいやすいでしょう。
いざという時に頼れる
日常生活を送る中で、トラブルに見舞われることもあります。特に結婚して子どもができれば、学校でのもめ事やママ友トラブルが起こることは珍しくありません。
そんな時に、結婚相手が法律に詳しければ心強いでしょう。的確なアドバイスや解決策を見つけてくれるはずです。
いざという時に助けてくれる存在がそばに居れば、安心して生活することができます。
弁護士と結婚する3つのデメリット
良いことしかなさそうな弁護士との結婚にも、実はデメリットがあります。大きく分けて3つあるので、確認していきましょう。
開業時には大変さもある
弁護士として、いつか自分の事務所を持ちたい!と思っている方は少なくないでしょう。
独立すれば、ある程度は自分の好きなように仕事をすることができます。頑張り次第では年収が2,000万円以上になることもあります。
ただ、顧客が居なければ成り立たないのが弁護士の仕事です。独立後も依頼をもらえるように、しっかりと信頼関係を築いておかなければ仕事がなくなるリスクはあります。
独立開業していても年収200万円~300万円の弁護士もいるようです。そうなれば家庭を支えるのは難しいので、共働きをする必要も出てくるでしょう。
逆恨みされる可能性もある
弁護士は、トラブル解決のお手伝いをするのが仕事です。そのため、時には「加害者」の援助をしなければならないこともあります。
また深刻なケースでは、弁護士が相手側の依頼人から恨まれてしまうこともあるようです。弁護士は、楽な仕事ではありません。命の危険もあることを自覚しておきましょう。
子どもができた場合は、登下校や留守番の時など1人にするのが怖くなることもあるかもしれません。
不満があっても言いづらい
弁護士相手では、喧嘩をしにくいというデメリットもあります。弁護士は頭が良いので、自分の主張に対し反論され論破されることもあるでしょう。
また、何か行き過ぎたことを言えば「いつか自分の不利になるのではないか」という不安が出て、言いたいこともストレートに言えず不満が溜まってしまうことも考えられます。
夫婦関係において、不満が溜まるのは良いことではありません。言葉を選びながらでも、気になったことは伝えていく努力が必要です。
弁護士の恋愛事情
弁護士にはリスクもありますが、やはりメリットも大きいのが現状です。そのため、「弁護士と出会いたい」「結婚したい」と感じる女性はたくさんいるはず。
弁護士との結婚を考えるのであれば、まずは弁護士の恋愛事情を知り出会うための対策を考えましょう。
弁護士の人口
日弁連が2017年に行った大規模調査では、男性弁護士の総数が3万1,801人であることが分かりました。
また、年齢別に見ると以下のようになります。
20~29歳 | 2,354人 |
---|---|
30~39歳 | 9,959人 |
40~49歳 | 7,088人 |
50~59歳 | 3,551人 |
60歳以上 | 4,155人 |
(参考:日本弁護士連合会「弁護士人口」)
同じように理想的な結婚相手の職業として人気の高い医師の場合人口約31万人、警察官は約29万人、パイロットは約5,000人です。
弁護士はそう多くないですが、少なすぎるわけでもありません。また、30代~40代の年代の人口が多くなっており、女性の結婚相手を探すという意味では嬉しいポイントと言えます。
弁護士の男性の特徴
弁護士の男性は、「弁護士になるために」と小さいころから勉強をして努力を重ねてきた方ばかり。ゲームや女性との交際などの娯楽に興味を示さず、勉強一筋な一面もあります。
そのため、弁護士になる男性には、真面目で浮気をしない方も多いようです。
また、仕事柄離婚問題など夫婦や家族のトラブルを目の当たりにしているこため、大きなリスクを冒すような言動も少なく、誠実で優しい特徴もあります。
弁護士が結婚するタイミング
司法試験の合格者は、28歳~32歳と比較的年齢層が高くなっています。試験に合格し、法律事務所で社会経験を積むと考えると、結婚するのは35歳前後になるでしょう。
大学受験で浪人することや大学院に進学する可能性なども考えると、弁護士の結婚年齢が高くなるのも当たり前かもしれません。
消防士のように、20代のうちに結婚する方が多い職業に比べると、弁護士の場合は焦らず余裕を持って出会いを探すことができます。
弁護士と出会う4つの方法
弁護士との出会いを本格的に求めたいと感じ始めた方も多いでしょう。弁護士は普段の日常生活で簡単に出会えるわけではないので、以下の4つの方法がおすすめです。
イベントに参加する
イベントは、街コンや婚活パーティーなど種類がたくさんあるのがポイントです。中には、「公務員限定」「医療従事者と出会える!」など、職業をテーマにしたものも数多くあります。
ただ、残念ながら弁護士の場合、弁護士限定イベントはほとんど開催されていません。
弁護士とイベントで出会うためには、「年収1,000万円以上の男性限定」など年収をテーマにしたイベントや、ハイステータス限定イベントに参加してみましょう。
マッチングアプリを利用する
マッチングアプリも弁護士との出会い探しに向いています。マッチングアプリは、年齢や年収などの条件で相手を検索したり絞ることが可能。
また、スマホさえあればいつでもどこでも利用できるので、効率よく弁護士との出会いを見つけたい時や、空き時間を使ってサクっと婚活したい時におすすめです。
ただ、マッチングアプリを利用する時には運営会社が、「本人確認」は行うものの職業や年収の確認までは取らないことがほとんどです。
出会った人が、本当に「年収1,000万円以上の弁護士」かどうかは確かめようがないので、詐欺には気を付けましょう。
結婚相談所に登録する
結婚相談所は、結婚を目標とした男女が出会いを探すためのサービスです。誠実で真面目な登録者が多いことで定評があります。
自分の希望や譲れない条件などを伝えると、それに近い男性を紹介してくれます。弁護士の男性や、弁護士と同じくらいのスペックの男性がいれば出会えるでしょう。
結婚相談所のデメリットは、登録料や月会費などで5~10万円程度の出費がかかることです。
そのため、金銭的な余裕がある時に利用することをおすすめします。
知人に紹介を頼む
知人の紹介は昔から人気のある方法です。出会う相手の条件や性格などを事前にある程度知ることができるので、安心感があります。
弁護士になった友達や、法学部がある大学に通っていた友達がいれば連絡してみましょう。また、近所に弁護士事務所があればご近所さんに紹介を頼むのも一つの手です。
ただ、万が一上手くいかなかった場合、紹介してくれた人にも迷惑をかけてしまうことになります。
紹介してくれた知人に、お詫びやお礼を入れることを忘れないように気を付けましょう。
弁護士と結婚できる女性の3つの特徴
弁護士と出会い結婚まで至るのは、簡単なことではありません。大前提として、弁護士から選ばれる女性である必要があります。
弁護士から好かれる女性の特徴は3つありますので、確認していきましょう。
精神的に与えてくれる
弁護士は、任される案件が増えれば深夜や休日にも仕事をすることがあります。また、弁護士の仕事柄、人の嫌な部分を見なければなりません。
精神的にも、肉体的にも疲れてしまう時があるでしょう。そんな時に、支えとなってくれる女性に、居心地の良さや安らぎを感じ「ずっと一緒にいて欲しい」と感じるようです。
彼の好きな手料理を用意したり、愚痴を聞いてあげたりと、彼の気持ちに寄り添った行動をしましょう。
社交の場に出る知識と教養がある
弁護士は、顧客の信頼を得なければなりません。また、新しい依頼を自ら取りにいかなければならないこともあります。
そのため、接待や社交の場に出向くことも多いです。弁護士と結婚すれば、そういった場に一緒に行かなければならないこともあるでしょう。
社交の場で適切な対応ができ、知的な会話にも付いて行ける女性は、弁護士から求められます。弁護士との出会いを探す際には、事前に教養やマナーを身に付けておくことをおすすめします。
忙しい時にも文句を言わない
ヘビーな内容の案件を抱えている時や業務が多いときには、毎日深夜まで働くこともあります。顧客が望めば、休日に相談を受けることもあるでしょう。
そんな時に「せっかくの休みだから出かけたかったのに!」などと文句を言ってしまうと、結婚を考える気持ちがなくなってしまう恐れがあります。
辛い時こそ思いやりのある言葉をかけ、仕事への理解を示しましょう。
まとめ
弁護士との出会いは、簡単ではありませんが難しい訳でもありません。努力を重ね、頑張れば手が届くでしょう。
ただ、弁護士と結婚すれば無条件で幸せになれるわけでもないのが現状です。まずは、メリット・デメリットを確認し、デメリットを許容できるか考えてみる必要があります。
最後になりますが、本メディアでは婚活に関する情報から、マッチングアプリ・出会い・結婚相手の職業や年収についても纏めております。