「30代のうちに結婚はしたい…」と考えていたのに、仕事や趣味に日々没頭する内にあっというまに36歳、37歳になってしまった女性の方も多いのではないでしょうか。
いざ、「婚活」を始めてみようとしても、周囲は結婚をし、紹介や飲み会が一気に減ってしまう年代でもあります。
ですが、36歳、37歳で結婚や出産を諦めるのも時期尚早!晩婚化が進み、学生時代のアイコンであった浜崎あゆみや華原朋美も40代で妊娠、出産をしています。
諦めなければ、結婚、出産も手に入れることができる年代なのです。ですが、36歳、37歳で結婚と出産の夢を叶えるには、それなりの「秘訣」が必要。
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36歳・37歳の女性が結婚できる確率は?
2015年の国勢調査(5年に1回)によると、30歳~34歳までの女性の未婚率は34.6%で、3人に1人が未婚。35歳~39歳までの未婚率は23.9%で、4人に1人が未婚となっています。
さらに、10年後の2025年、50歳の女性の未婚率の推定値は18.9%。
つまり、35歳~39歳までの女性が50歳になるまでには約5%の女性が結婚しているということになります。5%ということは20人に1人ということで少なく感じるかと思います。
ですが、同じ指標の2020年・未婚率推定値は17.8%となり45歳のころと50歳では数値が1%ほどしか変わりません。つまり40代になればそれだけ結婚できる確率が低くなります。
(参考:「婚姻率の推移―内閣府」)
とにかく36歳、37歳の女性は40歳までの結婚を目指すことがポイントです。
36歳・37歳で結婚できる人とできない人の差は?
30歳後半になり独身のままという女性が、実は私の周りにも多いのです。
そして「なんでこんなに美人で、素敵な女性なのに結婚をしてないんだろう」と疑問に思うこともしばしば…。
周囲を見ていて感じることは、36歳、37歳の女性で結婚できた人とできない女性には大きな差があるということです。
「現在の自分」の価値を客観的に認識している
男性が36歳、37歳の女性に期待していることは「自分の長所も短所も理解している大人の女性だ」ということです。
36歳・37歳は仕事も恋愛も経験値を積み、自分という存在を確立しているだろうと勝手に想像されがち。
実は「自分はどういう人に好かれるのか?また他人からどんな女性に見られやすいのか」など、いかに今の自分を客観的に認識しているかどうかが結婚への分かれ道なのです。
例えば、20代モテモテだった女性の場合、36歳、37歳になっても20代と同じ感覚で条件でふるいにかけた婚活をしていても上手くいきません。
36歳・37歳の美人より、20代の美人を選ぶ男性は多いのが現実。昔はどうであれ「今の自分は男性にどれだけニーズがあるか」認識することが大切です。
また、逆に36歳・37歳になって自分の長所がわからない方も要注意。「自分なんかと結婚したい男性はどこにもいない…」などと考える癖がついている方は、相手に選ばれる可能性を狭めてしまいます。
36歳、37歳まで頑張って生きてきたことは誰よりも自分が知っているはず。
自分磨きに努めている
「20代の容姿は持って生まれた才能。30代の容姿は生きてきた証」とよく言われるように、36歳、37歳になると「何もしないで美しい女性」はこの世にいないのです。
顔のたるみやくすみ、ヒップの下がりなど20代では気にもしなかった悩みをそれぞれ抱えています。努力している人と、何もしていない人では大きな差が出てくる年代です。
そして自分磨きを怠ると一気におばさん化してしまいます。
経済的・精神的にも自立している
36歳37歳で結婚できる人は「経済的・精神的にも自立している人」です。
ある調査によると男性が求める結婚相手の理想像として、「共働き・家事分担」が理想と答えた男性は38.6%と年々増えています。
(参考:「婚活・結婚・恋愛をテーマに10年間で100回調査」)
現代の男性にとって「経済的に自立している女性」は結婚相手として魅力的。
例えば玉の輿狙いの20代女性よりも、働く36歳37歳女性は「結婚したい相手」として見られやすいはずです。また稼ぎだけでなく、将来への計画性を持ち、金銭管理ができているかどうかも、男性はよく見ています。
将来、散財せず、共に財を築ける相手かは重要なポイントです。
36歳・37歳で結婚するために今すべきことは?
では、36歳37歳で結婚するために今すべきことはなんでしょうか?
条件にこだわらない
条件にこだわると必然的に出会いのチャンスは減るもの。今まで、36歳37歳まで婚活に積極的だった女性は見る目も肥えているため男性をパターン化することもしばしば。
私の知り合いの独身女性は、マッチングアプリで知り合った男性の写真(リビングで写したような写真)を見て、「背景の家具が安っぽいからきっとケチだわ」と一言。
年齢を重ねるごとに、経験の豊富さから「見る目が厳しくなっている、条件が狭まっている」ということも実は多いのです。条件が厳しくなればなるほど、納得するお相手探しは難航します。
「予約してくれたレストランがいまいちだけど、女慣れをしていないという点で良しとしよう。」「私服がダサいけど、お金がかからないタイプかも…。」など。男性の一挙手一投足に反応しないで、少し大目に見てあげて。
自分で作った条件だけで判断しないで、相手の本質を見極めることを意識してみることをおすすめします。
脱おばさん化!
「恋愛はしばらくご無沙汰…。男性とデートすら何年もしていない」そんな方は要注意!
楽な下着や洋服を選んでいたり、ヘアスタイルはもう数年変えていない、部屋には誰もこないので掃除もままならない…。そんな調子で過ごしていれば、いつの間にか「おばさん」に突入しています。
スカートを久しぶりに履いた時に目立つ下っ腹や、ふくらはぎのたるみ…。男性の前だけ取り繕うことはできません。いつだって女でいることが大切なのです。
会社での出会いを期待していないからと適当な身だしなみに適当なふるまいをしていてはNG。どんな場所でどんな出会いがあるかわかりません。そして、「いつでも女性として扱われること」も大切。
いくつになっても男性にレディとして扱われる女性でいることが脱おばさん化の近道です。
実家暮らしを辞める
36歳・37歳になって実家暮らしの女性はすぐに独立することをおすすめします。
男性は36歳・37歳の女性は「料理や家事ができて当たり前だ」と思っている人が多いもの。そのため、36歳37歳までずっと実家暮らしの女性との結婚生活は想像しにくいのです。
以前、独女アラフォーの先輩が、豪華なお弁当を会社に持参していました。「母が毎日作ってくれるの」と言ったときに男性社員はドン引き。
「実家暮らしなんですか!?」と即聞かれていたことがありました。36歳、37歳の女性には生活能力を求めるものなのです。
また、会社まで両親に送迎してもらっていたり、実家暮らしでなくても、毎日電話をするなど両親との距離が近すぎる女性は要注意です。
貯金をする
36歳・37歳でどれだけ稼ぎがあっても、貯金をしていない女性は結婚が遠のく一方です。
ブランド品に身を包み、エステやネイルにお金をかけている女性は、「自分磨き」をしていて魅力的。ですが「金遣いの荒い女」と思われてしまえば、結婚相手としてはみられないのは当然です。
稼いだ分だけ「自分のために投資」する姿を見て、結婚後も散財するのではないかと心配になるはず。経済的に自信のある相手にしか、結婚相手の候補にはなりにくいのです。
36歳・37歳で結婚と出産の夢を叶える方法
ここまで、36歳・37歳で結婚できる人の差、結婚するためにすべきことについてご紹介しました。そして、次は結婚と出産の夢を叶えるために必要な具体的な方法をご紹介します。
将来子供が欲しいと考えている女性は、36歳・37歳で「結婚だけ」を目標にした婚活をするよりも、「出産」も意識した婚活を始めることがおすすめです。
36歳・37歳での妊娠・出産は高齢出産となりリスクも高いもの。1日でも早く出産できるように想定しておくことが大切なのです。
積極的に出会いを求める
まず、素敵な男性に出会う必要があります。そのためには「自分から探しに行く」ということが大前提。マッチングアプリや、婚活イベントなどに登録してとにかく出会いの数を増やすことが大事。
私の大阪にいる女友達は、東京まで婚活イベントに参加しに行くほど、視野を広げて婚活をしていました。
「私はそこまで恋愛にがっついていない、36歳で必死なのは恥ずかしい」と自然の出会いに期待するだけではNG。
見込みのない恋愛とは縁を切る
36歳・37歳の独身女性の中には、「不倫やだメンズの恋愛が続いている」という人もいるのではないでしょうか?「ダメな相手とはわかっていつつも離れらない、別れて一人になるのは寂しい」と思うのかもしれません。
ですが、「結婚願望のない相手との恋愛ほど無駄なものはない」ということは念頭に置くべきです。
お付き合いを続けながら、結婚相手を探すことも可能ですが、二股をかけたころで、相手を比較して居心地の良いだメンズの元に戻ってしまうことが多いのです。結婚したいのならまずは縁を切って!
また、新しい出会いがあっても結婚願望がない相手であれば同じことです!36歳・37歳で結婚、出産の夢を叶うためには、一刻の猶予もありません。
結婚後のプランは事前に伝えておく
前項で記した通り、「結婚願望のある男性」を選ぶ必要があります。また出会ったら、結婚前提でお付き合いしたいこと、できれば出産もしたいと事前に伝えることがおすすめです。
付き合ってみて初めて、人生プランが違うとなれば、ふりだしに戻らなければなりません。
よく結婚が決まった人の言葉に「トントン拍子に結婚が進んだ」と言いますが、まさにそれ。結婚が決まるときは、今までの苦労が嘘のようにトントントンと事が運ぶことが多いのです。
予定がなくても妊娠への心構えはしておく
結婚をしてもすぐに妊娠できるわけでは勿論ありません。36歳・37歳は高齢出産となり、不妊のリスクも考えられます。そのために、今結婚の予定がなくても、「いつ妊娠してもいい準備」は必要です。
たとえば、産婦人科に定期的に通い、異常がないかブライダルチェックなどの検査をしたり、葉酸やサプリを飲む、基礎体温を測ったり排卵日を特定するなど…。
まとめ
結婚に焦る気持ちや将来の不安も感じているかもしれませんが、36歳37歳はまだまだ結婚や出産のチャンスはあります!
自分らしく幸せな人生を送れるように、今が踏ん張りどころです。
今回ご紹介したことを取り入れて、婚活に励んでみてください!