結婚の年齢

妥協しなくても結婚できる、45歳〜49歳の結婚のリアル。

アラフィフと呼ばれる括りになる、45歳〜49歳。50歳を目の前にして、老後の不安を考えると、結婚という2文字から逃れることはなかなか難しいですよね。

妥協して結婚するのも嫌だし、だからと言って何も条件を設定しなければ恋愛はうまくいかない……。そんな不安を解消する為に、この年齢で結婚するメリットやデメリット、すべきことをシェアしていきます。

45歳〜49歳で結婚するメリット・デメリット

45歳〜49歳での結婚は、メリットはもちろん、デメリットもあります。

「子どもは望まないし、諦めている」「経済的に安定していて、かつ一人暮らしにも慣れて家事も自分でできる」そんな人が50歳を手前にして結婚するメリットやデメリットについて見ていきましょう。

45歳〜49歳で結婚するメリット

45歳以上で結婚するメリットといえば、第一に老後が安心ということ。「今まで1人で難なく暮らせてきたけど、老後を考えると不安」という人も多いのではないでしょうか?

今の生活に何不自由はないけれど、今後の人生を考えると「孤独」や「老い」についての不安を抱えているはず。

今までの生活リズムや少しでも価値観の合う人と、老後の数十年を寄り添いながら生きていけたら、そんな幸せなことは他にありません。独身という形に負い目を感じている人も、そのストレスから解放され自由になれる大きなメリットに繋がります。

45歳〜49歳で結婚するデメリット

45歳以上で結婚するデメリットは、若い頃とは違うものがあります。一人暮らしが長い分、自分の生活ペースを変えなくてはいけない可能性が出てくるため、それがストレスに感じることがあります。

さらに、どうしても子どもが欲しい方にはタイムリミットや体の負担が心配になります。そこに親の介護が始まるとなると、やっとの思いで結婚できたお相手との時間が減ってしまうことも。身体的・精神的にストレスが増える可能性があるということを認識しておきましょう。

今まで結婚してこなかった自分に納得しよう

上記であげたように、45歳〜49歳での結婚は、メリットやデメリットが伴います。老後の生活のために寄り添う相手が欲しくて婚活を始めた人も、少なくともデメリットを考えているはず。

そうして結婚から遠ざかってきて今の自分があることを受け入れましょう。50歳をすぎてから婚活を始め、結婚に至った夫婦も多い世の中です。まだ諦めるには早いし、今後数十年孤独な生活を過ごすことを考えれば、数ヶ月で結婚できる日本。

「仕事が忙しかった」「良い人と出会えなかった」。結婚してこなかった理由は人それぞれだと思いますが、今までの自分の選択を認め、今後の人生に活かしていきましょう。

失敗したくない!45歳〜49歳で結婚するためにすべきこと5選

「50歳までにはどうしても結婚したい」「タイムリミットは近いけど、焦って結婚して失敗したくない」そんな人も多いはず。

この年齢での結婚は、若い頃とは違う努力が必要になります。その中でも特にしておくべきことをシェアしていきます。

そもそもどうして結婚したいのか、自分を知ろう

今まで1人で優雅な時間を過ごしてきたはずなのに、50歳を目前にしてどうして結婚をしたくなったのでしょう?まずはじめに意識して欲しいのが、その気持ちまでに至った自分の本音。

「今まで1人で生きてきたし、今後もこの生活が続くだけだから平気」「周りには独身の友達も多いし、子離れした既婚者も多いから大丈夫」など、どこかで強がっている部分はありませんか?その心の安心材料は、いつまであるでしょう。

未来は誰にもわからないように、孤独を恐れる日がきたり、こっそり婚活していた友達が急に結婚を報告してくる日がきたりするかもしれません。その日から婚活していたら、完全に手遅れとなるでしょう。

そうならないためにも、どうして結婚したいのかを知る必要があります。何が理由でその考えに至ったのか、焦る気持ちを抑えて再確認しておくことをおすすめします。

自然な出会いにこだわる余裕はない

50歳を目前にし、まだ自然な出会いからの結婚にこだわっている人はいませんか?そんな望みは今すぐ捨てましょう。なぜならこの年齢での自然な出会いは、驚くほどに確率が低いのです。

実際に、趣味で通っているスクールで出会う人や外出先で出会う人は、良いと思っても既婚者ということが多くありませんか?そもそもそういう場所に出向く人は、出会いを探しているというよりも趣味に没頭している人が多いです。数ヶ月通って良い出会いがないのであれば、その場所での出会いは一旦諦め、次の選択肢へと進むのが利口でしょう。

譲れない相手の条件を絞ろう

結婚相手の条件を「高学歴」や「年収」の狭き門で絞っていませんか?今まで1人で生活できていたのに、さらにそこに経済力のある人や頭の良い人などの条件を提示する理由はなんでしょう。なんの根拠もなくただ見栄をはっているだけなら、やめることをおすすめします。

今後の人生を添い遂げていく人ですから、居心地の良さを重視すべきではないでしょうか?出産や育児を考えると金銭面は重要項目ではありますが、今まで1人でいた分の貯蓄を考えると、絶対に必要ではないことがわかります。

それよりもどのような老後を過ごしたいか、考え方や価値観が似ている人と愛を育んでいくことで、喧嘩や不安を減らすことができ、有意義な人生を送ることに繋がります。

それを踏まえ、自分が絶対に譲れない結婚相手の条件を見つけ出しましょう。

自分や相手に完璧を求めない

45歳〜49歳という年齢を気にしてしまうことで、自分にも相手にも完璧を求めてはいませんか?1人で生活ができる完璧な人なら、2人で築いていく結婚生活はうまくいかないと言っても良いでしょう。

自分にとっては完璧でも、相手には相手のルールや価値観があります。一人暮らしが長い分、自分なりの生活リズムやルールは染み付いているでしょう。そこに「自分がこうだからこうして欲しい」というわがままが入るだけで、その関係に簡単にヒビが入ってしまう可能性があります。完璧な人などこの世にはいません。若くして結婚する場合もそれは同じ。自分と相手との妥協点を見つけ、弱みを見せられる関係を築いていきましょう。

小さな出来事にも気持ちを伝えよう

今後、日常生活をともに歩む中で一番重要なことは、気持ちを伝えるということ。「言わなくてもわかるだろう」「同じ気持ちなはず」なんてことは、例え長年寄り添った夫婦でも難しいこと。

確かに、毎日伝えなくても良いことはありますが、できるだけ自分の心に素直に相手に気持ちを伝えるだけで、愛おしい気持ちが生まれるかもしれません。婚活の時点から、以下の4点を意識して行動してみましょう。

ありがとう・ごめんねを伝える

日々の行動で一番大事な言葉、ありがとうとごめんね。大事だとわかっていても、実際にこの言葉を言えている人は数少ないです。ほんの小さな出来事にも気付き、意識してありがとうとごめんねを伝えるだけで、立派なコミュニケーションへと繋がります。

普段気にしていない人でも、その言葉が無いだけで少なからず不満は積もっていくもの。些細な対応が無いだけで関係が悪化するという事態は、避けたいですよね。そうならないためにも、何か取ってくれたら「ありがとう」少しでも嫌な思いをさせたと思ったら「ごめんね」を意識的に伝えていけるような人になりましょう。

ポジティブな言葉を言う

性格的な問題が入ってきますが、ネガティブな人といるより、ポジティブな人と一緒にいたほうが楽しくはありませんか?何より、そんな前向きな人柄に惹かれる人も多いはず。それは相手も同じこと。ネガティブなことを言って雰囲気を悪くするよりも、ポジティブな言葉をかけて相手と同じ方向を見つめながら切磋琢磨していける関係を築けたら、とても理想的ではないでしょうか。

たまにネガティブな発言をしてしまうのは、仕方がありません。しかし、日頃からポジティブな言葉を発していれば、それが巡り巡って自分の元へと返ってくることも。ポジティブな言葉をいうことを、意識的に心がけてみてはいかがでしょう。

笑顔を忘れない

「疲れているから」「心に余裕がないから」と、笑顔を失ってはいませんか?日常生活の中で笑顔は、目に見える一番のコミュニケーションと言っても過言ではないでしょう。目があったらニコッと笑う。友達の仲や職場内でも役立つこのスキルは、誰にでもできる簡単なものです。しかし、仕事が忙しかったりプライベートで何かあって心に余裕がない時、人間はそれをおざなりにしてしまう傾向があります。

相手がその状態なら許せるかもしれませんが、むしろ相手が余裕がない時に心を支えられるパートナーになりたいと思いませんか?簡単なようで簡単なことではないですが、意識して接することで自分の行動は変わっていきます。そんな素敵な人を目指しましょう。

小さな幸せに感謝する

今、身の回りにある小さな幸せに気づけていますか?当たり前だと思って、その幸せに気づいていないという人は多くいます。

暖かい布団で寝られるのも、湯船に浸かることができるのも、友達と食事できるのも、よく考えたら当たり前のことではありません。そういう小さな幸せを相手と発見し、また感謝することで見えてくる何かがあります。

45歳〜49歳のこんな行動は結婚を遅らせるだけ

良い歳だからと言って、背伸びしたり焦ったりしていませんか?背伸びしても後から困るのは自分。誰でも等身大で接してくれる人に心を開いていくものです。

結婚を遅らせてしまう行動をみていきましょう。

プライドやキャリアは捨てよう

今まで結婚してこなかった年齢分のキャリア。もちろん、自分自身で誇りを持って人と接することは悪いことではありません。しかし、50歳手前での結婚は、こうしたプライドやキャリアが出会いの妨げになる可能性が多々あります。

頑固な部分やプライドは捨て、相手と接してみると今まで素直になれなかった自分に気づくことができます。自慢できるキャリアがあったとしても、恋愛には活かせないのが現実。仕事と恋愛ができるは別の話なのです。そのことを頭に置いて行動すると、自分の弱さや下手なプライドを見つけ出すことができ、良い恋愛へと発展していきます。

言い訳・ネガティブ思考はよくない

先述した通り、人はポジティブな人といることで前向きな性格になれるもの。「でも〜」「だけど〜」というような言葉を使う人は、日頃から人を見下している傾向があり、その先にポジティブな言葉が続くとは予想しにくいです。

友達との会話の中でネガティブになってしまうのは仕方がないこと。しかし、これらを毎回同じように言われてもなんの対処もできないし、実際にうん、うんと相槌を打つことしか想像できなくありませんか?

言い訳やネガティブ思考を自分で固めてしまうと、自ずと周りに感染していきます。それが自分の元へ返ってくるにはそう時間はかからないでしょう。明るい未来を築く為に、少しでもネガティブ思考を減らして行けたら素晴らしいですね。

焦りや余裕は適度に保つ

「50歳になるまでにどうしても結婚する」意思が固くなるのはやまやまです。しかしながら、焦って恋愛を進めていっても、相手の本心に気づくことは愚か、自分がどうして結婚したいのか深掘りする余裕が無くなってきます。

また、「いつか良い出会いがあるだろう」と謎の余裕を持っている人も注意が必要です。その余裕な気持ちはどこから生まれたのでしょう。実際、結婚できていないのが事実であり、そこには嘘や偽りは少しもありません。

焦る気持ちを抑えながらも、自分や相手の気持ちを探りながら恋愛を進めていくというのがベストでしょう。その関係性が続いていく中で、相手の大切さや自分になければならないものが見えてくるでしょう。

まとめ

上記のことを意識して行動すれば、自分に必要なものは何か、相手が求めているものは何かが見えてくるはず。日々の小さな行動を積み重ねていくことで、あなたはさらに魅力的な人になっていくでしょう。素敵なパートナーと出会うことができ、結婚もそう遠い未来ではなくなるでしょう。

努力次第で結婚はできます。焦らずに少し余裕を持ったくらいの気持ちで婚活を進めましょう。

 

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