「引きこもりでも結婚だけはしたい!」と強く願っている人は、多くいることでしょう。
今回は、引きこもり脱却方や婚活のコツをご紹介していきます。
Contents
引きこもりとニートの違い
そもそも、引きこもりとニートの違いはどこにあるのでしょう?
引きこもりとは
厚生労働省は、引きこもりの定義を以下のように述べています。
「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6ヶ月以上続けて自宅に引きこもっている状態」
(出典:「厚生労働省」)
仕事や学校、社会に関わらずに、半年以上自宅に引きこもっている状態ということで、わかりやすい定義ですよね。
ニートとは
厚生労働省は、ニートの定義を以下のように述べています。
「15〜34歳の非労動力のうち、主に通学でも、主に家事でもない独身者」
(出典:「厚生労働省」)
非労働力とは、仕事をしていない、また失業者として求職活動をしていない者を意味するようです。
引きこもりとの違いは、仕事に対する意欲はないけど、友達や社会との関わりは持っているということ。
つまり、ニートの中に引きこもりは含まれるけど、引きこもりの中にニートは含まないということです。
結婚できる引きこもりの特徴【男女別】
結婚できる引きこもりの特徴には、どのようなものがあるのでしょう?
結婚できる引きこもり【男性】
少しでも働く意思がある
「ガッツリ稼ぐ!」「就職する!」などの高い目標はなくて良いですが、「働かないとやばい」「そろそろどうにかしないといけない」と焦る男性は、結婚できる引きこもりと言えるでしょう。
引きこもりは本当に何もしたくなく、ネガティブな感情がずっと頭をグルグルしています。
その時期が終わったのか、軽度の引きこもりだったのかは置いといて、少しでも働く意思があるのであれば、就職や婚活などもスムーズに行うことができます。
社会に出なければならない理由・目標がある
男性の場合、何か目標があったり好きな人のために努力できたりする人は、結婚できる引きこもりと言えるでしょう。
大親友の友達が結婚する際に、自分が稼いだお金でプレゼントをしたいと思って重い足を動かせる人は少なからずいます。
結婚できる引きこもり【女性】
家事や料理ができる
家事や料理ができる引きこもり女性は、結婚できてもおかしくはありません。
家での活動が苦でない限り、専業主婦でも良いと言ってくれる男性は多くいるでしょう。
「働く気はないけど、結婚のためなら家事や料理は頑張れる」と思う人は、花嫁修行だと思ってできる範囲で行動してみれば、明るい未来が待っていること間違いなしです。
婚活意欲が高い
親や兄弟ではなく、愛する人に養ってもらいたいと強く願うのであれば、引きこもりでも結婚はできるでしょう。
婚活するということは、社会との関わりを持とうとするということなので、その時点で引きこもりとは言えなくなります。
夢が専業主婦だとしても、全然良いのです。そういう人はこの世の中にたくさんいます。
家事や料理など、生活する上で必要なことをすればほとんどは家にいることができるので、婚活意欲が高い人は、専業主婦を目指して頑張ると良いでしょう。
結婚をするための引きこもり脱却法3選
引きこもりが結婚をするためには、どういった方法が良いのでしょう?
すでに何もしたくない状態の引きこもりから抜け出したあなたは、他にもできることがあります。
外出予定がなくても、身なりをきちんとする
引きこもりは外出する予定がほとんどありません。「誰にも見られないから」と思って、気を抜きがちです。
そんなあなたが引きこもりを脱却したいと願うのならば、まずは身なりをきちんと整えることから始めましょう。
服を着替え、メガネの人はコンタクトをつけたり、メイクをしたりすれば、自然と何かしらの意欲が湧いてくるかもしれません。
徐々に外の世界に慣れる
家にいるのが飽きたり、1歩前進したいと思ったりしたら、勇気を出して外の世界に飛び出しましょう。
初めのうちは1歩だけでも、玄関の扉の前に立ち尽くすのでも、なんでも良いです。その 「とりあえず1歩」が積み重なることで、徐々に外の世界にも慣れてきます。
庭があるのなら、庭でくつろいでも良し。静かそうなカフェで読書をするのも良し。
出来そうなアルバイトを探す
アルバイトと言っても、今のご時世外にでなくても在宅でできる仕事は山ほどあります。
求人をみるだけでも、1歩前進!
「良いのがあれば応募してみよう」というラフな感じで、求人情報を覗いてみてはいかがでしょう?
引きこもりが直面する結婚問題のリアル
引きこもりが実際に直面した結婚問題のリアルをお伝えします。
相手の両親から信頼を得られない
いざ結婚となると、結婚相手だけでなく相手の家族との交流も必要不可欠になります。
そこで全てをさらけ出し、引きこもりの過去や現状を伝えると、快く思わない人も多くいるでしょう。
実際に引きこもりと伝えたら、「引きこもりを許してきた親や自分の子どもの信頼が下がった」という声もあります。
結婚相手が許してくれたから、その親も大丈夫という保証はどこにもないので、相手の両親に伝える際にはそれなりの注意や覚悟が必要です。
引きこもりを隠すなら、嘘をつき続ける覚悟が必須
どうしても相手の親に嫌われたくないという人は、「引きこもりのことを隠し通せば大丈夫」と、安易に考えているかもしれません。
しかしそれは、結婚相手や自分の親を巻き込んでの壮大な嘘をつくということ。
最初のうちは良くても、後悔したりそのせいで精神が不安定になったりする可能性がある人には、おすすめできません。
相手や子どものことを考える心の余裕が必要不可欠
結婚して念願の専業主婦になれたとしても、独身時代と同じ引きこもり生活ができるというわけではありません。
結婚相手や、将来的には2人の子どもについて考えることが増え、自分だけではない第3者のことも考えなければいけない立場になります。
自分のメンタルを1番に考えるのは当たり前ですが、そこに結婚相手や子どもが増えただけで、心がキャパオーバーになって精神を壊す可能性があるでしょう。
引きこもりにおすすめの婚活方法【オンライン完結あり】
「引きこもりでも結婚だけはしたい」と強く願うことは、とても良いことです。
しかしながら、自分に合わない婚活をしてしまうと、また精神状態が不安定になり、引きこもりの生活に戻ってしまうことも考えられます。
結婚相談所を利用する
引きこもりが結婚相談所を利用するメリットは、仲介者に業務をお願いしたりサポートをしてもらえたりすることです。
引きこもりから脱却しようと、「婚活を決めたのは良いけど、長い間引きこもっていたら人と接することが難しい」と考える人は多いでしょう。
そこで結婚相談所を利用することで、ある程度自分と価値観や趣味などが合う人と出会うことができます。
婚活向けマッチングサイトを利用する
結婚したい引きこもりの人は、婚活向けマッチングサイトを利用してみましょう。
中には、リーズナブルな値段で、結婚相談所と同じようなサポートをしてくれる婚活マッチングサイトもあります。
そのサポートはオンライン上で完結するので、苦手な外に出ることもなく婚活を進めることができるのがメリット。
制限付きの街コンや婚活パーティに参加する
街コンや婚活パーティにも、制限付きのものがあります。何か趣味や譲れない条件がある人は、条件付きの街コンや婚活パーティに参加してみましょう。
最初から婚活目的で参加することはハードルが高いかもしれませんので、「同じ趣味の人と出会えたら良いな」くらいの気持ちで挑みましょう。
あなたの視野を広くしてくれる素敵な男性と出会えるかもしれません。
引きこもりが結婚できるコツ
「引きこもりでも結婚できるなんて、どんな努力をしたんだ」と気になる人も多いですよね。
生活感のある外見を意識する
外見と言っても、顔だけが全てではありません。
生活感のある外見というのは、他人にみられても恥ずかしくない程度の身なりを整えるという意味。
「誰も自分のことを知らないし、バレなきゃ良いから楽をしよう」と思っている人は、多少の努力が必要になるでしょう。
結婚をすれば、近くのコンビニやスーパーに出かける頻度も増えます。
恥ずかしくない程度に結婚相手の隣を歩けるよう、生活感のある外見を意識することで結婚に1歩近づけるでしょう。
現状を打ち明け、相手との信頼を築く
過去や現状を打ち明けることは、とても勇気がいること。
しかし「そういう過去を持ったあなたが、今こうして頑張って結婚に進んでいく姿」を見て、好印象を持つ異性が現れることでしょう。
自分自信についてさらけ出すことで、相手との信頼関係をより深く築いていくことができます。
お互いに理解し合うことで、結婚後も安定した家庭を築けること間違いなし。
将来的な社会復帰意欲を見せる
「今はまだ勇気がないけど、少しずつ社会復帰するつもり」という意思を見せましょう。
少し言い訳っぽくも聞こえますが、その発言をするかしないかでは、相手の態度は変わってきます。
「焦らなくても自分のペースで良いよ」と言ってくれる心優しい異性はなかなか現れないかもしれませんが、結婚したければ社会復帰意欲を見せることは大事でしょう。
まとめ
「引きこもりでも結婚だけはしたい」と強く願う人は多いでしょう。
ゆっくりと自分のペースで良いので、今回ご紹介した「引きこもりを脱却する方法」と「引きこもりが結婚できるコツ」を実践してみてください。
最後になりますが、本メディアでは婚活に関する情報から、マッチングアプリ・出会い・結婚相手の職業や年収についても纏めております。