遠距離婚活とはどういったものか、気になりますよね……。
- 現在婚活を地元絞ってやっているけど、良い出会いがない
- 結婚相談所の人に「希望する相手はもういない」と言われてしまった
- 遠距離婚活をしたいけど、地元から出たことがないから不安
婚活を進めていく上で、悩みや不安はつきもの。しかし、それが遠距離婚活となるとどうなるのか、余計に踏み込めない気持ちになりますよね。
今回は、遠距離婚活をスムーズに進めるための秘訣や、遠距離婚活に向いている人・向いていない人を、ご紹介します。
Contents
遠距離婚活とは
遠距離婚活はどのようなものか、どうしてあるのか、現代社会の背景と共に見ていきましょう。
遠距離婚活とは
遠距離婚活とは、同じ地域ではない、地方や都会などの遠方の男性と婚活をすることです。
つまり、頻繁に会えない距離で婚活をすることを遠距離婚活と言います。
従来の婚活とは、アプローチする男性との物理的な距離が違うだけの違い。そこには当然距離というデメリットや、出会いの幅が広がるなどのメリットもあります。
なぜ遠距離婚活があるのか
どうして遠距離婚活があるのか、不思議に思う方もいるかもしれません。
遠距離婚活を求める人には、いくつかの特徴があります。
- 田舎すぎて出会いの数が絞られている
- 田舎生まれ田舎育ちで、都会に住むことに憧れている
- 新しい土地で心機一転、新生活を始めたい
様々な理由で遠距離婚活を望む女性が、今増えているのです。多くは出会いの幅を広げたい女性で、地域に絞らずに婚活を進められると、人気でもあります。
遠距離婚活が可能な現代
今では、新幹線や飛行機などの移動手段はもちろんのこと、LINEでのやりとりや無料通話機能の発展に伴い、遠距離でも婚活ができる時代です。
会う頻度は減りますが、会えない時でもLINEや無料通話やビデオ通話を利用し、いつでも相手と連絡が取れることは、遠距離婚活を進める上で最大のメリットでもあります。
「会えない時間が愛を育む」という考えの人もいるため、遠距離でも大丈夫な人は、遠距離婚活にチャレンジしてみても良いかもしれません。
遠距離婚活を効率よく進めるための秘訣
理想の男性と出会ってからなら、遠距離でもデートを重ねることは苦痛ではありません。
しかし、その理想の男性と出会うまでの婚活期間は、効率良い方が自分のモチベーションも上がるし、続けられそうですよね。
遠距離婚活をスムーズに進めるための秘訣を、ご紹介します。
理想の条件にこだわりすぎない
遠距離婚活を進める上で、「出会いの幅が広がるから、理想的な結婚条件を高く設定しても大丈夫」と安易に考えるのは危険です。
それが原因で地元での婚活も、うまくいかなかった人も多いのではないでしょうか?
お金を支払って結婚相談所を利用するのですから、「それなりに良い条件でないと出会いたくない」という考える気持ちもわかります。
自分の結婚生活に、高学歴や高収入などのハイスペックが本当に必要なのか、改めて考え直すことが必要でしょう。
積極的に自分からアピールする
都会にいる男性側からしたら、婚活相手はたくさんいます。わざわざ遠いところにいる女性と「お見合いしたい」と望む人はなかなかいません。
逆に、自ら積極的に男性にアピールすることで「遠距離を気にせずに、自分に興味を持ってくれた」と好印象を与えることができます。
積極的にアピールすることで、自分も婚活相手として認められるので、「会っても良い」「ぜひ会ってみたい」と思われるような行動を心がけると良いでしょう。
連絡を頻繁にとる
LINEや無料通話などで気軽に連絡を取れると言っても、その意思がなければ婚活はうまくいきません。
放置していれば会わなくて済むし、バレない遠距離でもあるので、相手に意識をしてもらうためには頻繁に連絡を取ることをおすすめします。
結婚するまでは、連絡を取り合うことが必要不可欠になるので、LINEでの接し方や言葉選びなど、注意深く観察する必要があるでしょう。
数人とお見合いができるようにセッティング
お見合いは、交通費や宿泊費をかけての遠出になります。相手の住む場所に自分がいくと提案することで、相手へのアピールをし、負担を減らせます。
その際に、1人の人と出会ったのでは時間やお金がもったいないです。
最低でも3人くらいは、2日間で出会えるように結婚相談所の人と相談しながら決められると、よりスムーズに婚活を進めることができるでしょう。
お仕事の都合もありますし、日程をきちんと組める人が、早く理想相手と出会えます。
遠距離婚活のメリット・デメリット
遠距離婚活のメリットやデメリットはどのようなものがあるのでしょう?
結婚するまでの期間、自分の状況や過去の恋愛などを当てはめながら確認してくださいね。
メリット
出会いの数が大幅に広がる
遠距離婚活での最大のメリットは、出会いの数が広がること!
地元では出会いの数に限りがあり、なかなか理想の人と出会えなくて結婚を諦めていた人も、一気に可能性が広がります。
自分の理想の結婚相手の条件を妥協せずに、距離という問題だけで婚活を進められるのが女性にも嬉しい特典ですね。
地元の男性だけに絞らずとも、遠方に住む理想の男性はたくさんいます。まずはお見合い可能な男性の数を増やすことで、結婚に1歩近づけること間違いないでしょう。
結婚までの期間が短い
結婚を前提としたお付き合いが始まると、デートに移動時間の問題や距離の問題などが出てきます。お互いわかっていたけれど、いざとなったら億劫に感じる場合もあります。
苦労して手に入れた出会いですし、「この人となら結婚したい」とやっと想えた相手ですから、「早く結婚したい」と思う気持ちはあるでしょう。
また遠距離という負担を考え、早めに結婚しようと考える人も多いため、お付き合いの期間が短いのも特徴的です。
旅行気分でデートができる
遠距離恋愛の場合、お互いに公平であるように、デートはお互いの住む場所を交互に訪れるか、間をとって中間距離でデートをすることになります。
都会の人とデートをするなら、おしゃれなカフェや風情ある観光地などたくさんあるので楽しめるでしょう。
また、地元でデートする場合も、自分のお気に入りの場所を一緒に過ごすことができます。
中間距離でデートをする場合にも、お互い行ったことのない土地を選択すれば、旅行気分を味わえること間違いないです。
結婚を前提にお付き合いしている人と、新しい土地で新しい思い出を作れるとなると嬉しいですよね。
デメリット
交通費・宿泊費・移動時間がかかる
交通費や宿泊費などの出費が重なる上に、会うまでの移動時間がかかるということが、遠距離婚活の1番のデメリットと言えるでしょう。
お互いの場所を交互に行き来してデートをしていれば、まだ負担はお互い様です。
しかし、相手を思って「自分ばかりが会いにいく」状態が多く続けば続くほど、後にストレスや負担と思ってしまうので注意が必要です。
いくら相手を思ってと言っても、結婚をすればお互いに支え合う必要があります。
「前はきてもらったから、今回は俺が行く」と積極的に案を出してくれる男性だと、安心して結婚生活を送ることができるでしょう。
会いたい時に会えない
近距離であれば、会いたい時に会える恋愛ができます。しかし、遠距離恋愛はそれができません。
事前に予定を組んでいても、仕事が忙しくなったり都合が合わなくなったりすることは、誰にでも起こりうることです。
その調整は難しいですし、「また会えるまでの時間が増えた」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。
LINEや通話では、見えない向こうの感情もあります。会いたい時に会えなくても大丈夫な、強い精神力が必要不可欠です。
浮気をしないか不安
遠距離ですので、私生活のスタイルが見えないのがデメリットの1つでもあります。
浮気を疑うことに慣れてしまっては、遠距離で良い関係を築くことはまずないです。
飲み会に行ったり連絡が遅かったりする場合は、どうしても不安になりますし浮気を疑いたくなりますよね……。
しかし、遠距離でも結婚を前提にお付き合いをしてくれているのだから、その相手の気持ちを尊重し、信じることも今後の結婚生活を送る上で大切なのではないでしょうか。
遠距離婚活でスムーズに結婚するためにすべきこと
遠距離婚活でスムーズに結婚をするためには、どのようなことが大切なのでしょう?
効率よく結婚までに行きつけるよう、以下のことに意識しましょう。
時間や出費に差が出ないようにする
遠距離ではデートする際に、多くの出費や時間を要します。
それをわかった上でのお付き合いでも、いざとなると負担になりがち。
結婚までの交際期間をうまく過ごすためには、自分と相手が費やす時間や出費に差が出ないよう、努力しましょう。
結婚後の仕事について話し合う
お互いに仕事をしている場合、どちらかが仕事をやめて引越しをしなければなりません。
大抵の場合は女性側が退職することになると思いますが、女性側にもキャリアや辞めたいくない理由があると思います。
そのような場合に、転勤可能か、もしくは男性側が仕事をやめるのか、深く話し合う必要があります。
信頼関係を築く
浮気を疑いやすくなる遠距離恋愛ですから、お互いの信頼関係を築くことはとても大切です。
「浮気が心配だから早く結婚したい」という考えではなく、「この人なら浮気をしないから大丈夫」という安心と信頼が必要不可欠。
結婚しても浮気を疑うことが当たり前になってしまわないように、交際期間の間にしっかりと信頼関係を築けると良いでしょう。
遠距離婚活に向いている人・向いていない人
遠距離婚活に向いている人や向いていない人は、どのような特徴があるのでしょうか?
自分の性格に当てはめながら、チェックしていきましょう。
向いている人
地元を離れたい人
地元を離れたい人は、結婚を機に地元から離れるプランを考えましょう。親と仲が悪かったり、仲の良い友達が都会に住んでいたり、様々な理由があると思います。
地元を離れたい人は、住みたい地域の結婚相談所を利用することで理想の相手が見つかるでしょう。
都会や地方に住むことに抵抗がない
大学時代に地元から出ており、都会や地方に住むことに抵抗がない人にも、遠距離婚活が向いています。
また、新しい土地で第2の人生を過ごしてみたい人も、遠距離婚活はおすすめです。
新しい生活を始めることで、自分が求めていた生活を手にすることが可能でしょう。
移動距離や会えない時間が長くても平気
遠距離婚活は、移動距離や会えない時間が長いです。
それでも、結婚のために我慢できたり、会えない辛さをわかっていたりする人は、遠距離婚活をしても大丈夫でしょう。
元々わかっていたからこそ、移動距離や会えない時間のせいで破局になることだけは、避けたいですよね。
向いていない人
実家が大好きで離れたくない
実家が大好きで、地元を離れたくないという人は、遠距離婚活には向いていません。
出会いの数が少なくても、その中で結婚相手を選ぶか、もしくは通える範囲で婚活を進めるしかありません。
地元愛が強いことは、悪いことではないです。同じく地元が好きな相手か、地方に住んでも良いと言ってくれる男性と出会えると良いですね。
生まれ育った地域で結婚したい
生まれ育った地域は、安心します。特に女性は出産や子育てなどで不安になることがたくさんあるでしょう。
実家や、自分の通っていた小学校に通わせたいなど、安心して過ごせる環境が整っています。
見ず知らずの地域では、何から手をつけて良いのか、手続きの方法がわからないことも多々あります。
安心を第一にとりたいのであれば、遠距離婚活はおすすめしません。
極度の寂しがり屋
極度の寂しがり屋で、すぐに「会いたい」と言ってしまう女性も、遠距離婚活には向いていません。
「会いたい」というただの言葉でも、男性側は負担に思ってしまう場合が多くあります。
自分の寂しがり屋という性格をよくわかっているのなら、近場で婚活をすることに力を入れると良いでしょう。
遠距離婚活をする方法・手順は?
最後になりましたが、遠距離でも近距離でも婚活を始めるためには婚活サイトや結婚相談所に登録する必要があります。
本気で結婚に向けて行動していきたい人は結婚相談所、徐々に結婚に近づいていきたい人は婚活サイトなど、その時の本気度によって使うサービスが変わってきますので注意しましょう。
まとめ
遠距離婚活は、様々なメリットやデメリットがありましたね。
遠距離婚活を効率よく進める方法や、負担に思わないデートの仕方をご紹介してきました。
結婚してしまえば、遠距離は関係なくなります。実家は遠くなりますが、それよりも自分の愛した人と新しい生活を進めるのですから、幸せになれること間違いないでしょう。
自分に合った婚活方法で、理想の人と出会えると良いですね。