相手の職業

ミュージシャンと結婚するには?出会う方法からリスクまで解説

スポットライトを浴びて歌う姿や楽器を弾く様子に心を奪われてしまう人は多いのはではないでしょうか?音楽が好きな人からしたら、ミュージシャンと結婚したい願望を持つことはそう珍しいことではありません。

しかし、ミュージシャンと結婚するにはどうやって出会えば良いのか、どんな人が結婚できるのか、特殊な職業だからこそイメージしにくいですよね。

そこで今回は、ミュージシャンと結婚するために知っておきたい仕事や休日のことや、出会う方法、ミュージシャンと結婚できる女性の特徴を中心にまとめました。ミュージシャンと結婚したい人はぜひ読んでみてください。

ミュージシャンと結婚したいなら、仕事の仕組みを理解しておこう

まず第一に、ミュージシャンと結婚したいのであれば、ミュージシャンの仕事に関してしっかりと把握しておきましょう。特殊な仕事のため、長期間家を空けたり生活リズムが不規則になるのは珍しいことではありません。

ミュージシャンの仕事内容

ミュージシャンの仕事内容は、大きく3つに分かれます。演奏、創作、講師としての活動です。全国を回ってライブを行い、ツアーを行うのが演奏活動です。ライブのチケットが売れるかどうかが、ミュージシャンの収益の多くを占めるため、重要な活動です。

社会情勢によってはライブ活動が難しくなり、現在はオンラインライブに積極的に挑戦しているミュージシャンが増えています。

2つ目が創作活動です。スタジオや自宅にこもって、楽曲を作成します。作成した楽曲を元にアレンジを加えることでより追い求める音楽を創作していきます。時間をかければ良いものができるわけではないものの、アルバム作成には期限が設けられています。そのため新しいものを生み出せない苦しみやストレスを抱えて思い悩むミュージシャンは多くいます。

3つ目は、講師としての活動です。これは全てのミュージシャンが行っているわけではないですが、仕事がない場合は音楽教室や個人の楽器教室を開き、演奏技術を講師として教える仕事をしている人もいます。

その他にも、サポートメンバーとして他のバンドのライブに加わったり、デモ音源を録音する際のスタジオミュージシャンとして兼業で活動する人も多くいます。さらに広報活動としてメディアに露出したり、ブログで情報発信するなど、ミュージシャンには音楽とは関係ない仕事も多く含まれます。

ミュージシャンの1日

ミュージシャンは、サラリーマンのように決められたことをこなす日が続くことはありません。事務所との打合せや練習、ライブ活動を行い、一定期間を創作に充てることで日々を過ごしています。

ライブは夕方から夜にかけて行われるのが一般的ですし、スタジオは24時間空いている所がほとんどなので、録音が夜遅くまでかかることはザラにあります。

作詞作曲が順調に進まない場合はスタジオに籠る必要もあるため、不規則な生活が続くことは珍しくないでしょう。

ミュージシャンの休日

ミュージシャンには、実質休日はありません。というのも、ライブや広報活動、打合せといった活動以外は、全て創作期間になるためです。

もちろん休みの取り方や創作期間の過ごし方はそれぞれのミュージシャンによって異なりますが、まとまった休みがないわけではないものの、自由に過ごせるわけではないのが実情です。

売れれば売れるほど音楽活動以外の仕事も増え休日は少なくなりますが、売れていないとアルバイトを入れる必要があるので結局休日を作るのは難しくなります。

ミュージシャンが所属する事務所の種類

ミュージシャンが所属する事務所には、大きく分けて2種類の事務所があります。1つは大手音楽事務所です。大手の音楽事務所に所属することで、テレビやCDショップで大々的に売り出され、メディアへの露出も多くなります。CDやグッズを販売するための仕組みが大きくなっていることから、比較的収入は安定しやすくなるでしょう。

しかしその代わり、音楽の方向性は大手事務所の意向に沿ったものでなければなりません。近年は事務所の意向と自分の理想の音楽が食い違ってしまい大手音楽事務所を離れて活動するミュージシャンも多くいます。

もう1つが、インディーズ事務所と呼ばれる事務所です。インディーズ事務所では、グッズ販売やCD販売のための販路が大手に比べて整っていません。その代わりに企画や音楽性を自分達の自由に決められるメリットがあります。

どちらの方が優れているなどといったことはありませんが、2つの違いを簡単に頭に入れておきましょう。

ミュージシャンが得られる収入

ミュージシャンが得られる収入は、大きく分けて3つあります。音源からの収益と、ライブによる収益、そしてグッズ販売で得られる収益です。

音源からの収益はCDとデジタル音源の2種類がありますが、CDが1枚売れておよそ150円。デジタル音源を購入してダウンロードしてもらうことで1本16円程度です。よほど知名度がなければ音源の販売だけでは生計は立てられません。

ミュージシャン全体の年収平均を出すのは実質不可能です。中には年収数千万を超える成功者もいれば、生活のほとんどをアルバイトで補っている人も一部います。

ただ基本的には、ライブのチケットが毎回ソールドアウトにならなければミュージシャン1本で生計を立てていくのは難しいでしょう。

兼業ミュージシャンの存在

ミュージシャンは華やかなイメージが付きがちですが、世の中の全てのミュージシャンが優雅な暮らしをしているわけではありません。大抵はアルバイトを副業として続けていて、コンビニやスーパー、飲食店などで地道に稼いでいます。

ミュージシャンと結婚する3つのメリット

ミュージシャンと結婚する上で、メリットをまとめました。どういった生活ができるかイメージする参考にしてみてください。

憧れの人を支えられる

ミュージシャンと結婚するメリットは、憧れの人を傍で支えられることでしょう。彼が売れていても売れていなくても、生活を支え日常を共有できるのは妻としての特権です。

収入が高い場合が多い

一概には言えないものの、結婚を決意できたミュージシャンであれば収入は多い可能性が高いでしょう。ちょっとしたきっかけと努力次第では、収入が何倍にも跳ね上がるなんてこともあるかもしれません。

ファンとして一番近い場所に居られる

結婚できるメリットとして、一番近い距離でファンとして音楽を味わえます。自宅での練習風景や作成中の楽曲を聞かせてもらえる機会があるかもしれません。

ミュージシャンと結婚する3つのデメリット

ミュージシャンと結婚する場合、避けられないマイナスな一面があるのも事実です。全ての人に当てはまるわけではないですが、事前に把握しておきましょう。

アルバイト生活から抜け出せない兼業ミュージシャンも多い

兼業ミュージシャンの中には、アルバイト生活から抜け出せないまま音楽一本で食べられない時期が長い人もいます。そういった場合、どこかで見切りをつけて足を洗うのか、遅咲きでも大ヒットが出るまで粘るのか、家庭を持つならはっきりと決める必要があるでしょう。
女性が大黒柱となって、家計を支える場面も増えてきます。

不倫・離婚が多い

ミュージシャンは、不倫がどうしても多くなりがちです。理由はいくつかありますが、やはり女性にモテるからでしょう。また、ミュージシャンが不倫をしたところで音楽活動にマイナスになるケースはあまりありません。

世間からバッシングを受けたところで仕事が減るわけではないですし、むしろ注目を浴びたことがきっかけでCDの売上が伸びるケースもあります。そもそもミュージシャン=遊び人のイメージが元からついていることからか、そこまでのイメージダウンにもならないのが実情です。

不倫問題が起こるリスクの低い、誠実な男性を選びたいところですね。

一時期人気があっても低迷する可能性がある

ミュージシャンは安定のしない職業です。現在人気があったとしても飽きられてしまい、将来的には人気が低迷してしまうことも考えられるからです。独自のスタイルを貫き続けるのか、新たな挑戦をし続けるのかは多くのミュージシャンがぶつかる壁の1つです。

そのため、会社員や公務員の男性と比べて将来的に稼ぎ続けられるかどうかがわからない、不安定な職業となりそうです。

ミュージシャンが選ぶ女性の特徴

では、ミュージシャンはどういった女性を結婚相手に選ぶのでしょうか?ミュージシャンが選ぶ女性の特徴をまとめました。

容姿に優れている

ミュージシャンが結婚相手を選ぶ女性の条件としては、やはり容姿の優れている人が選ばれます。売れると自然とタレントやモデルなどルックスの良い女性と知り合う機会が増えてきます。わざわざモテるミュージシャンが容姿に優れていない女性を選ぶ理由は特にありません。

嫉妬深くない

ミュージシャンは結婚相手に、嫉妬深くない人を選びます。自分の女性ファンに嫉妬している姿は最初はかわいらしく映ることもありますが、だんだんと疲れてきてしまいます。

ミュージシャンは人気商売なので、異性のファンが付くのは避けられません。嫉妬をしても彼からガッカリされるだけなので、常に余裕を見せることを意識しましょう。

自立している

ミュージシャンが結婚相手に選ぶ時、自立しているかどうかは重要な要素です。例えば自分が全国ツアーを回って長期間家を空けなければならない時、自立していない女性では寂しさで浮気してしまったり、無理矢理ついてこようとしたりと、不安が残ってしまうためです。

自立とは、経済力だけでなく精神的な面も含みます。落ち着いていて、しっかりした大人の女性が好まれます。

包容力がある

ミュージシャンは包容力のある女性を求めることが多くあります。疲れから帰ってくる家で待つ妻に対して、母性を求めてしまうためです。忙しいスケジュールをこなして家に帰ると、わがままな彼女が待っているのでは心が休まりません。

忙しい彼が帰る場所としての魅力があると、結婚相手として魅力的に感じてもらえる可能性は高いでしょう。

ミュージシャンと結婚するには?出会える場所2選

最後に、ミュージシャンと出会える場所を2つピックアップして紹介します。ミュージシャンとはなかなか出会える場所が少なく、狙って出会うのはかなり難しくなります。マッチングアプリで探せないこともないですが、ほとんどが遊び目的なので結婚するなら不向きです。

打ち上げ

規模の小さいライブの場合、ファンがミュージシャンの打ち上げに参加できる場合があります。そこから連絡先を交換することで、比較的簡単にデートや交際へ発展させられます。

しかし、そもそもライブの数が減少しているのと、打ち上げに参加して輪の中に入っていくコミュニケーション能力が必要になります。

また、知名度が上がってきたミュージシャンはファンを交えた打ち上げは行われないため注意が必要です。

音楽関係の仕事につく

音楽関係の仕事につくことで、自然とミュージシャンと出会える機会が増えます。自ら積極的にアプローチすることで恋愛関係に発展できるでしょう。

ただ多くのスタッフの中から名前を覚えてもらうための個性やトーク力はやはり必要になります。真摯に仕事に取り組む姿勢は、多くのミュージシャンの心を掴むでしょう。

まとめ

今回は、ミュージシャンと結婚をするために、ミュージシャンの仕事に関することや、ミュージシャンが選ぶ女性の特徴、出会い方を解説していきました。

華やかな響きのミュージシャンですが、音楽1本で食べていけるのは一握りです。売れていない時から彼を支え、一家の大黒柱になるくらいの気持ちがないと、ミュージシャンと結婚するのは難しいかもしれません。

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