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警察官との結婚生活するには?好まれる女性の特徴や出会う方法を解説

公務員としての安定感もあり、パートナーとして安心感がある警察官ですが、警察官男性と結婚するとどういった生活になるのでしょうか?

警察官と聞くと固いイメージがあって、緊急の呼び出しにも対応しなければいけません。休みはちゃんと取れるのか、旅行に行けるのかどうかなど、気になることは多いでしょう。

そこで今回は、警察官との結婚生活がどういった変化があるのか、警察官とはどこで出会えてどういった女性が好まれるのか、詳しく解説していきます。警察官の男性との結婚を考えている人や、警察官と出会って結婚したい人は、ぜひ読んでみてください。

警察官と結婚するなら、仕事の内容や種類を理解しよう

警察官の男性と結婚するのであれば、簡単に仕事の内容や部門の種類に関して把握しておきましょう。

警察庁と警視庁、都道府県警察の違い

警察の組織は細かく分かれています。中でもすこしだけややこしいのが、警察庁と警視庁、そして都道府県警察の3つです。都道府県警察とはその名の通り、都道府県それぞれの区分を守る警察組織です。神奈川県なら神奈川県警察。千葉県なら千葉県警察ですね。

東京を守る警察は、東京都警察とは呼ばれません。日本の首都を守る首都警察が、警視庁です。そのため警視庁と都道府県警察は実質ほぼ同列に当たります。(首都を守る警視庁の方が若干格上に扱われるケースはあります。)

警察庁は、都道府県警察を指揮してまとめる役割を持つ組織です。そのため、組織としては警視庁、都道府県警察よりも上の立場になります。

都道府県警察の部門の種類

地方公務員である都道府県警察は、以下の6つの部門に分かれます。

  • 地域警察部門
  • 刑事警察部門
  • 生活安全部門
  • 交通部門
  • 警備部門
  • 総務・警務部門

それぞれ簡単に説明します。

地域警察部門は、交番勤務の警察官です。市民に馴染みの深いお巡りさんは、この部門に属しています。パトロールを行ったり、職務質問を行ったりと、地域の安全を守るのが仕事です。刑事警察部門は凶悪犯罪や重大犯罪を追う部門です。ドラマなどで良く取り上げられるのがこの部門です。

生活安全部門は、少年犯罪や環境犯罪に関する対応を行う部門です。ストーカーやDV被害の対応も行います。交通部門はその名の通り、交通違反を取り締まりを行う部門です。

警備部門はテロに対する対策や、政府用心の護衛を行う仕事です。SPと呼ばれる人は、警視庁の警備部門に所属している人を指します。総務・警務部門は、採用から広報まで幅広い仕事を担当します。

自分のパートナーの男性がどういった部門に配属されてどういった仕事を任されているかは、しっかりと把握しておきましょう。

交番勤務の場合は時間が不規則

警察の勤務時間は、部門によって変わります。警察では通常勤務と交代制勤務の2種類に分かれており、事務仕事以外の仕事では交代制勤務で働きます。

交代制勤務は、朝8時から休憩有りで翌日の朝8時まで働く当番、休みの非番、朝から夕方17時15分まで働く日勤を交代で行います。

特に交番勤務は時間が不規則なので、ゆっくりと一緒に食事を摂るのは難しいかもしれません。

警察官の離職率

仕事は激務。上下関係が厳しいことからパワハラは当たり前。規則も厳しく休日の緊急呼び出しにも対応しなければならないなど、警察官は強い志を持っていなければできません。ただ、結婚する相手からすると、生涯辞めずに続けられるのかは気になるポイントですよね。

警察官の離職率は、1.1%です。日本の平均離職率がおよそ15%近くなので、非常に低いことがわかります。

もちろん30歳を過ぎてから離職を考える人も中にはいますが、高収入で安定している立場を手放そうと考える人は少ないと捉えてOKです。

警察官と結婚するとどうなる?生活面での変化は?

次は、警察官と結婚すると生活面ではどういった変化があるのかをまとめました。

警察官の収入

警察官の収入は、平均で800万円とされています。サラリーマンの平均給与と比較すると危険や激務を伴うこともあう分、非常に高くなります。

年収は、警察官としての区分によっても若干変わりますが、昇任試験をクリアして、順調に昇進できるかによって変わります。そのため、高卒でも大卒でも、地方公務員として警察官を勤めているのであれば、昇進しているかどうかによって収入が変わります。

また、大卒で国家公務員試験を通って警察官になったキャリア組は、地方公務員と比較すると収入が高くなります。将来の幹部候補として採用されるため、最終的な年収は1000万超えも目指せます。

警察官の転勤

警察官でももちろん転勤はあります。ただ、地方公務員か国家公務員の警察官かで異動の範囲は異なります。

地方公務員の場合は、県内での異動しかありません。頻度としては3年から5年が目安で、引っ越しが必要な場合もあれば、引っ越しをしなくても住む距離での異動もあります。

結婚相手の就業や、子どもの学校が考慮されるので、家庭を持ってからはある程度1つの場所にとどまれるよう配慮されるケースがほとんどです。

ただ、それでもどうしても引っ越しを伴う異動もあるため、引っ越しの費用が安くなったり、格安で寮に住めたりといった福利厚生もセットになっています。

国家公務員として警察官になった場合は、全国様々な場所に転勤がありえます。昇格すればするほど転勤の頻度は多くなります。

結婚前の身辺調査

警察官と結婚する場合、結婚相手となる本人と家族の身辺調査が行われます。仮に女性側に前科があったとしても、結婚ができない法律はありません。しかし、男性側は今後昇進が一切出来なくなる可能性があります。

女性に前科があった場合は厳しいですが、女性の身内に前科があるケースでも同様に難しくなります。上司や周囲からは猛烈な反対に遭い、今後の昇進も難しくなるためです。

ただ、交通事故などの人身事故程度であれば特に問題はありません。前科を隠していても確実にバレてしまうため、トラブルを回避するためにも結婚の話がでる前に正直に話しましょう。

充実した福利厚生

警察官は、福利厚生が非常に充実しています。扶養手当、住居手当、地域手当と、手当だけでも数万円以上は支給されますし、格安で家族寮に住める仕組みと、格安で保険に入れる仕組みは特にお得に利用できるシステムです。

地域によっても違いますが、家族寮は1~3万円程度で借りられます。マイホームを買うまで家族寮に住んでお金を節約する考えの人は多く、金銭面では非常に充実しています。

緊急の呼び出しがある

警察官は、部署に限らず緊急の呼び出しがあります。特に大きな事件が起きた時は、どこにいようとすぐに駆け付けなければいけません。

休日に2人でゆっくり出かけることができないわけではないですが、急にデートが終了してしまうこともあります。

旅行は難しい場合もある

警察官が旅行に行く場合、誰とどこに何泊するのかを事前に上司に申請しなければいけません。これは自分の管轄の中で事件が発生した時に緊急出動する可能性を考慮し、事前に上司が把握しておく必要があるためです。

旅行自体は可能ですが、いちいち上司の許可を取るのに疲弊して、旅行に行きたがらない男性は多いかもしれません。旅行好きで、頻繁に旅行の計画を立てて出かけるのが好きな人にとっては、出かけられる機会が少なくなってつらい場面が多いかもしれません。

殉職のリスク

警察官と結婚する場合、殉職のリスクがあります。部署によってもリスクは変わってきますが、凶悪犯罪を担当する刑事部門や交番勤務の場合、何が起こるかはわかりません。

警察官の殉職の数は、年間でおよそ10人程度です。多いとも少ないとも言えない数字ではありますが、警察官の男性と結婚するのであれば、覚悟しておかなければなりません。

警察官の男性に好まれる女性の特徴

次は、警察官の男性に好まれる女性の特徴をまとめました。

温厚で柔軟性が高い

警察官の仕事に就くと、休日に突然呼び出されることは日常茶飯事です。デートや加速でのお出かけの途中で急に帰らなければならなくなり、女性を悲しませたり困らせたりすることもあるでしょう。ただ、その度にケンカになっていては関係は成立しません。

そのため、多くの警察官男性はそういった事態があることをきちんと理解して、柔軟に対応してくれそうな温厚な女性を好みます。

不測の事態でも取り乱さずに、柔軟に対応できる点をアピールすると効果的でしょう。

自立していて、頼りになる人

警察官の男性は、自立していて頼りになる女性を求めます。警察官が旦那にいれば、守ってもらえると考えている女性は多くいます。

確かにそれは間違いないのですが、緊急の事件が起きた時は、警察官は市民を守るために外に出なければいけません。その時に家族を守る役割を果たすのは妻の仕事になります。

そのため、女性には頼もしさや自立しているかを求める男性は多くいます。か弱くてかわいらしい女性はあまり好まれません。

真面目な性格

警察官の男性は、パートナーとなる女性に真面目な性格を求めます。警察官という立場上、プライベートでも規律違反はできません。例えちょっとしたことでも、誰かに見られているかもしれないからです。

そんな姿に共感してもらうためにも、根が真面目で真っ直ぐな相手が結婚相手に必要な要素の1つです。

特に見られているのが、交通ルールに対する考え方です。誰もいないから赤信号を渡ってしまおうなどのほんのちょっとしたことがきっかけで、「結婚相手には向いていないかも」と思われる可能性があります。

警察官と出会う方法

警察官と出会う方法をまとめました。警察官はそもそもプライベートで自分が警察官であることを明かしたがりません。これは周囲に身構えられてしまうのが居心地が良くないからです。そのため合コンや飲みの場で出会うのは難しいでしょう。

結婚相談所

警察官と出会う方法として、結婚相談所があります。結婚相談所で安定した公務員の男性と出会いたいと希望を伝えることで、警察官の男性と知り合える可能性がアップします。どうしても警察官にこだわりたい場合は、窓口の担当の方に「警察官の方と結婚がしたい」とはっきりと伝えてしまうのも手です。

また結婚相談所の中には、警察・消防・自衛隊など公安職の男性と一般女性を引き合わせるプランを用意している所もあります。そういった結婚相談所のプランを利用することで、高確率で警察官男性と出会えるでしょう。

婚活パーティ

婚活パーティを利用することで、警察官男性と知り合えるでしょう。警察官は出会いが少なく、仕事が忙しいため、出会いのイベントに出かけない限りは異性と知り合うのが難しいため、こういったパーティに参加しているケースは多くあります。

また、知り合いを含めた飲み会などでは身分を明かしにくく、楽しめないまま終わってしまうことも多くあります。

婚活パーティの中には、男性側が警察官限定のパーティがあります。地域は限られますが、そういった婚活パーティに参加することで確実に出会うきっかけとなるでしょう。

マッチングアプリ

マッチングアプリを活用することで、比較的簡単に警察官男性と出会えます。キーワード検索で、警察官と打ち込むだけで簡単に絞り込めるためです。

警察官の男性は自分が警察であること明かしたがりませんが、婚活の場では別です。自分が警察であることを知ってもらい、警察官の事情を理解してもらった上でなければ結婚生活を続けられないためです。

そのため警察であることを自ら公表している男性は、婚活に前向きとも考えられます。婚活要素が強めのアプリを利用して探してみましょう。

まとめ

今回は、警察官と結婚するために、警察の仕事の内容や、結婚するとどういった生活になるのかを具体的に解説して、出会える方法や警察官に好まれる女性を紹介しました。

警察官は収入が高く、福利厚生も充実しています。順調に昇給して仕事を継続できれば生活に困ることはないでしょう。家族寮を活用することで、どんどんお金も溜まっていきます。

しかしその代わり、休日の緊急の呼び出しや旅行の制限など、プライベートでは苦労する場面も出てきます。

警察官の仕事をきちんと理解して、家庭を守れるような頼れる面をアピールできれば、男性としても安心して結婚相手に選べるでしょう。

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